はっ‐しん【発×疹】
ほっ‐しん【発×疹】
発疹
皮疹
皮疹(ひしん)とは、皮膚に出現する肉眼的変化である発疹(はっしん、ほっしん、rash, eruption, exanthem, exanthema)の表現方法のことである。以下に示す用語は、皮膚科学をはじめ医療分野で一般的に使用される言葉である。また、口などの粘膜に生じるものを粘膜疹(ねんまくしん)と特別に言う。
皮疹の種類
- 原発疹:一次性に発するもの
- 続発疹:二次性に発するもの
- 特殊
- 局面
粘膜疹の種類
- 糜爛(びらん)
- アフタ
- 潰瘍(かいよう)
- 水疱(すいほう)
皮疹の意義
- 皮疹を言葉で表現することにより、医療者同士の情報交換が可能である。
- 皮疹の状態を表現することにより、皮膚疾患の診断に役立つ。
関連項目
- 皮膚炎(湿疹)
- 皮膚科学
- 発熱と発疹を起こす病気の一覧
発疹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 09:08 UTC 版)
下肢から臀部を中心に、左右対称性に特有の紫斑が出現する。血小板減少性紫斑病とは異なり、若干膨隆して触知可能な紫斑(palpable purpura)が特徴的である。皮疹は新旧が混在し、色調は赤色調から青紫、形状も点状から不整形な紫斑と多様である。 血管壁が脆弱となるために、機械的刺激を受けた部分で小血管が破綻し、皮下に出血することで紫斑が出現する。このため機械的刺激を受けやすい四肢末梢や、関節付近の皮膚に多く紫斑ができ、体幹や顔面には少ない。血圧計のマンシェットなどで静脈の還流を阻害(駆血)すると、駆血した部分より末梢に多数の紫斑が出現する(ルンペル・レーデ試験)。
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「発疹」の例文・使い方・用例・文例
- その薬がもとで彼女はからだに発疹ができた
- 発疹がでる
- 彼女の腹部には次々に発疹が出た
- 私は発疹ができました。
- 私は発疹が出ることがある。
- 彼は全身に発疹と熱がある。
- 発疹が出ました。
- アレルギー性疾患[発疹].
- 発疹性の熱病 《発疹チフスなど》.
- 発疹ができた.
- 彼は顔に発疹(はつしん)が出た.
- 胸に奇妙な発疹が出た.
- 発疹チフス
- 発疹チフス熱はそこから生じる
- 私は変な発疹を体中にもった
- 天然痘、きびまたは他の発疹性皮膚病によるかのように、跡がついた
- 猩紅熱の徴候発疹
- 珍しい植物に触れた後、彼女は腕に発疹した
- 矢形の後頭骨発疹の非有毒性褐色と茶色のキングスネーク
- 発疹性の病気
品詞の分類
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