マリピエロ
イタリアの作曲家。ピアニスト兼指揮者の父親のもとに生まれた。ピアノに関する作品として、ピアノ協奏曲や独奏ピアノのための曲を作曲している。両親が離婚したために、祖母や父親と共にトリエステやベルリン、ウィーンと転々としながら育った。マルチアーナ図書館でモンテヴェルディやフレスコバルディ、メールロらの楽譜を写譜していたことと、ヴェネツィアでマルコ・エンリーコ・ボッシに作曲を師事したことが、マリピエロの創作の原点である。1913年にパリを訪れ、カセッラと出会った。弦楽四重奏のための《リスペッティとストランボッティ》でエイザベス・クーリッジ賞を受賞した。 1926年からはモンテヴェルディの全集の編集も手がけた。
マリピエロ
ジャン・フランチェスコ・マリピエロ
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