大和言葉とは? わかりやすく解説

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やまと‐ことば【大和言葉/大詞】

読み方:やまとことば

日本固有の言葉漢語外来語に対していう。和語やまとことのは

和歌やまとうたやまとことのは

「その—だに、つきなくならひにければ」〈源・東屋

平安時代の、上品な言葉雅言(がげん)。

それこそもう—でお人柄におなり遊ばすだ」〈滑・浮世風呂・三〉

「大和言葉」に似た言葉

大和言葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 10:30 UTC 版)

大和言葉(やまとことば)とは、日本語を構成する語種(出自による語彙の分類)の一つ。漢語外来語に対して固有語とされる言葉のことで、和語(わご)とも言う[1]。過去には「大和言葉」という単語が外国語に対する日本語(漢語などを含む)を指した。また、和歌やそこで用いられる雅語を指したり、女房言葉を指したりしたこともある[1]古い文献での用例節も参照)。奈良県(旧大和国)の方言を指す場合もある(奈良弁を参照)。


注釈

  1. ^ 「固有語」や「和語」の意味で『日本国語大辞典』(第2版)に挙げられた用例はすべて中世以降のものである。

出典

  1. ^ a b 小学館国語辞典編集部編集『精選版 日本国語大辞典』、小学館、2006年
  2. ^ 山口仲美『日本語の歴史』(初版)岩波書店岩波新書〉(原著2006年5月19日)、p. 211頁。ISBN 4-00-431018-0 
  3. ^ 中西 2003, p. 215.
  4. ^ 高島俊男『漢字と日本人』(初版)文藝春秋文春新書〉(原著2001年10月20日)、pp. 86-88頁。ISBN 4-16-660198-9 
  5. ^ 中西 2003, p. 15.
  6. ^ 中西 2003, pp. 215–216.
  7. ^ 中西 2003, pp. 216–217.
  8. ^ http://www.kanamozi.org/top-k3.pdf
  9. ^ 『源氏物語 一』(『新日本古典文学大系』19、岩波書店、1993年)より。


「大和言葉」の続きの解説一覧

大和言葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/27 19:51 UTC 版)

城 (き)」の記事における「大和言葉」の解説

城(き)」という語が独立して用いられた最も古い例は、『日本書紀』欽明天皇 23 年 7 月の条に見え次の歌謡 2 首である。 柯羅倶爾能 基能陪儞陀致底 於譜磨故幡 比例甫囉須母 耶魔等陛武岐底 韓国からくにの 城きの上へに立ちて 大葉子おほばこは 領巾ひれ振らすも 日本やまとへ向きて 柯羅倶爾能 基能陪儞陀々志 於譜磨故幡 比禮甫羅須彌喩 那儞婆陛武岐底 韓国の 城の上に立たし 大葉子領巾振らす見ゆ 難波なにはへ向き城(き)韓国朝鮮半島)のものとい認識とどめていると考えられる。 「城(き)」が複合語後部要素となる場合古く連濁起こすことがなかった。これは外来語特徴考えられる。例:「多加紀(高城たかき)」(『古事記』・神武天皇)、「伊波歸(石城いはき)」(『常陸国風土記』・新治郡)。

※この「大和言葉」の解説は、「城 (き)」の解説の一部です。
「大和言葉」を含む「城 (き)」の記事については、「城 (き)」の概要を参照ください。

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