桐壺とは? わかりやすく解説

きり‐つぼ【桐壺】

読み方:きりつぼ

[一]《庭にの木が植えてあったところから》宮中五舎の一。平安京内裏淑景舎(しげいしゃ)の別称

[二]源氏物語第1巻巻名光源氏の母桐壺更衣の死、源氏臣籍(しんせき)降下藤壺入内(じゅだい)、源氏葵の上との結婚亡き母に生き写し藤壺への源氏思慕などが描かれる


桐壺

読み方:キリツボ(kiritsubo)

アキチョウジ別称
シソ科多年草

学名 Isodon longitubus


桐壺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 11:36 UTC 版)

桐壺(きりつぼ)は『源氏物語』五十四帖の第1帖。


  1. ^ 江渡俊裕「一世源氏元服に関する試論」小口雅史 編『律令制と日本古代国家』(同成社、2018年) ISBN 978-4-88621-804-9 P120.
  2. ^ 与謝野晶子「紫式部新考」『太陽』1928年(昭和3年)1月・2月号のち『与謝野晶子選集4』(春秋社)
  3. ^ 池田亀鑑『源氏物語入門 新版』p. 61 社会思想社〈現代教養文庫〉1639、初版1957年、新版2001年、ISBN 4-390-11639-8、 (オンデマンド版、文元社、2004年) ISBN 4-86145-005-5
  4. ^ 青柳(阿部)秋生「源氏物語の執筆の順序」『国語と国文学』1939年(昭和14年)8・9月
  5. ^ 風巻景次郎「源氏物語の成立に関する試論-下-缺巻耀く日の宮をめぐる問題」岩波書店編『文学』第20巻第5号、岩波書店、1952年(昭和27年)5月、pp.. 418-430。のち『日本文学史の研究(下)』角川書店、1961年(昭和36年)。 および『風巻景次郎全集 第4巻 源氏物語の成立』桜楓社、1969年(昭和44年)11月、pp.. 121-142。


「桐壺」の続きの解説一覧

桐壺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「桐壺」の解説

源氏1-12歳) 帝(桐壺帝)はそれほど身分高くない桐壺更衣寵愛し皇子儲けるが、更衣はやがて病死してしまう。これを深く嘆く帝を慰めるために亡き更衣生き写し藤壺入内し、新たな寵愛を得る。一方で皇子は帝の元で育てられ亡き母・桐壺更衣に似るという藤壺をことに慕うようになる。帝は元服した皇子臣籍降下させて源姓与える。彼はその光り輝くような美貌から光源氏呼ばれるようになり、左大臣家葵の上の婿に迎えられる。桐壺参照

※この「桐壺」の解説は、「源氏物語各帖のあらすじ」の解説の一部です。
「桐壺」を含む「源氏物語各帖のあらすじ」の記事については、「源氏物語各帖のあらすじ」の概要を参照ください。

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