ふじ‐ばかま〔ふぢ‐〕【藤×袴】
フジバカマ
ふじばかま (藤袴)




●わが国の本州、関東地方以西から四国、九州それに朝鮮半島、中国に分布しています。秋の七草にも数えられていますが、奈良時代に薬草として中国から渡来したものです。川の堤防などに群がって生え、高さは1~1.5メートルになります。葉が深く3裂するのが特徴です。8月から10月ごろ、茎の先に散房花序をつけ淡い紅紫色の花を咲かせます。古くは「蘭草」と呼ばれ、乾燥させると芳香があり衣料の薫蔵に使われたといいます。
新潟県在住の大橋さんから、これらの写真は「さわふじばかま(Eupatorium x arakianum)」ではないかとの指摘をいただきました。確かに自生地で撮影したものではなく、園芸店で「ふじばかま」と販売されていたものなので、おそらく「さわふじばかま」なのでしょう。
●キク科ヒヨドリバナ属の多年草で、学名は Eupatorium japonicum。英名はありません。
ヒヨドリバナ: | 丸葉藤袴 四葉鵯 沢鵯 藤袴 鵯花 |
ヒレアザミ: | カルドゥウス・デフロラツス カルドゥウス・ペルソナタ |
藤袴
藤袴
藤袴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 14:05 UTC 版)
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各帖のあらすじ | |||
帖 | 名 | 帖 | 名 |
---|---|---|---|
1 | 桐壺 | 28 | 野分 |
2 | 帚木 | 29 | 行幸 |
3 | 空蝉 | 30 | 藤袴 |
4 | 夕顔 | 31 | 真木柱 |
5 | 若紫 | 32 | 梅枝 |
6 | 末摘花 | 33 | 藤裏葉 |
7 | 紅葉賀 | 34 | 若菜 |
8 | 花宴 | 35 | 柏木 |
9 | 葵 | 36 | 横笛 |
10 | 賢木 | 37 | 鈴虫 |
11 | 花散里 | 38 | 夕霧 |
12 | 須磨 | 39 | 御法 |
13 | 明石 | 40 | 幻 |
14 | 澪標 | 41 | 雲隠 |
15 | 蓬生 | 42 | 匂宮 |
16 | 関屋 | 43 | 紅梅 |
17 | 絵合 | 44 | 竹河 |
18 | 松風 | 45 | 橋姫 |
19 | 薄雲 | 46 | 椎本 |
20 | 朝顔 | 47 | 総角 |
21 | 少女 | 48 | 早蕨 |
22 | 玉鬘 | 49 | 宿木 |
23 | 初音 | 50 | 東屋 |
24 | 胡蝶 | 51 | 浮舟 |
25 | 蛍 | 52 | 蜻蛉 |
26 | 常夏 | 53 | 手習 |
27 | 篝火 | 54 | 夢浮橋 |
「藤袴」(ふじばかま)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第30帖。玉鬘十帖の第9帖。巻名は夕霧が詠んだ和歌「同じ野の露にやつるる藤袴あはれはかけよかことばかりも」に因む。
あらすじ
光源氏37歳の秋の話。
大宮が亡くなり、尚侍に任命された玉鬘は孫として喪に服しながら、出仕を思い悩んでいた。そこへ夕霧が父光源氏の使いで訪れ、従兄弟の縁に事寄せ藤袴の花を差し出しつつ、秘めていた想いを訴えたが、玉鬘は取り合わない。源氏のところに戻った夕霧は、「内大臣様が内々におっしゃったそうですが、「世間では源氏の大臣が、玉鬘を側室の一人にするつもりだと噂している」との事…」と言って、その真意を鋭く追及した。夕霧の追及をかわした源氏。内大臣の勘の鋭さに、内心冷や冷やする。
喪が明けて、玉鬘の出仕は10月に決定した。求婚者たちからは諦めきれない文が届き、文をより分ける女房たちは「悲しいお文ばかり」と話す。とりわけ髭黒や蛍兵部卿宮は熱心だった。玉鬘はその中で、蛍兵部卿宮だけに返事を送った。
外部リンク
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藤袴(ふじばかま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/13 15:34 UTC 版)
「黒棘」の一人。萩曰く「シャイな性格」で、黒マントを全身に羽織っているが、戦い方は大鎌型の武具をブンブン振り回すなど、大変攻撃的。萩とともに白爪の始末へ向かうが、獣人化した芹の一撃を受け敗れる。
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