あき‐の‐ななくさ【秋の七草】
秋の七草
秋の七草
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 07:16 UTC 版)
秋の七草は以下の7種の野草のことである。 画像よみ名称現在の名称学名科名 おみなえし女郎花 オミナエシ Patrinia scabiosifolia オミナエシ科 おばな尾花 ススキ Miscanthus sinensis イネ科 ききょう桔梗 キキョウ Platycodon grandiflorus キキョウ科 なでしこ撫子 カワラナデシコ Dianthus superbus ナデシコ科 ふじばかま藤袴 フジバカマ Eupatorium fortunei キク科 くず葛 クズ Pueraria lobata マメ科 はぎ萩 ハギ Lespedeza マメ科 山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている(2首目は旋頭歌)。 秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537) 萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538) 「朝貌の花」が何を指すかについては、朝顔、木槿(むくげ)、桔梗、昼顔など諸説あるが、桔梗とする説が最も有力である。
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