音源
【英】tone generator
音源とは、音や音色を発生させる波形を作るための専用チップあるいは装置のことである。シンセサイザーやパソコンに搭載されている。
波形の生成方法によって規格が異なり、矩形波を操作するPSG音源や 正弦波を形成するFM音源、またはサンプリング波形を用いるPCM音源などがある。パソコンの音源としてはPCM音源とFM音源が採用され、サウンドカードやマザーボード上にチップとして搭載されている。
技術・規格: | エイリアシングノイズ 音色 音声入力ソフト 音源 音声出力 音声圧縮 Beats Audio |
おんげん 音源 sound source
音源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/04 09:26 UTC 版)
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音源(おんげん)は、音の発生源。あるいは、音のデータ・ソース元。
- 音が発生する場所、またはその物体。
- コンピュータ等で音を出すための機構、そのための回路、部品。
- 電子楽器の楽音生成部、およびそれをモジュール化して独立させた機器(音源モジュール)。
- CDアルバムなど、そこから音が得られる媒体のことを指すこともある。媒体そのものは音を発生させないため、誤用から始まった表現方法。
コンピュータ等で音を出すための機構
電子的に再生音を作成する機構、回路。電子楽器の心臓部。シンセサイザー、電子オルガン、電子ピアノなどの電子楽器、音源モジュールなどに組み込まれる他、ゲーム機、パソコン、携帯電話等に搭載される。
方式としては(観点にもよるので以下のような分類が絶対といったようなことはない)、
などがある。
ひとつの音源チップで複数の方式を実装しているものもある。またDSPのような信号処理に強いプロセッサや、200x年代以降は通常のCPUを使っても音声波形を処理する計算が可能になってきたことで、いわゆる「ソフトウェア音源」といったものも一般的になった。
メロディICのように、あらかじめデータが書き込まれた音源も存在する。
別な観点からは、PCの仕様の一部として策定されたものもあるが、これはどちらかというとコンテンツの快適な再生などといった観点から、最低要求水準を定めたものであり、それを満たしていることが一般的になると、通常は特に言及もされなくなった。
- Audio Codec 97(AC'97)
- HD Audio(High Definition Audio)
電子楽器の楽音生成部、およびそれを独立させた機器(音源モジュール)
他には、共通規格という観点から、
- MIDI音源 (MIDI)
といった分類もある。
関連項目
音源
「音源」の例文・使い方・用例・文例
音源と同じ種類の言葉
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