風洞とは? わかりやすく解説

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ふう‐どう【風洞】

読み方:ふうどう

人工的に空気流れをつくるためのトンネル形の装置航空機自動車・橋などが気流から受ける影響実験などに用いる。


風洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 03:26 UTC 版)

風洞(ふうどう、: wind tunnel, WT)は、人工的に小規模な流れを発生させ、実際の流れ場を再現・観測する装置ないし施設。発生させた流れの中に縮小模型などの試験体を置き、局所的な風速圧力の分布・トルク計測流れ可視化などを行う。


  1. ^ 風洞とは逆に、静止した空気中で物体を回転運動させる実験装置。「回転アーム」の訳語は『パイオニア飛行機ものがたり』(下記参照)p.43に拠るが必ずしも一般的な訳語とは限らないことに留意されたい。
  1. ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 281. ISBN 9780850451634 
  2. ^ a b 第1回「風洞とは何か」 | 特集「風洞」”. www.aero.jaxa.jp. JAXA航空技術部門. 2020年7月13日閲覧。
  3. ^ 根元智『パイオニア飛行機ものがたり』(オーム社、1996年)p.85-86
  4. ^ 谷一郎『飛行の原理』(岩波新書、1965年)p.25
  5. ^ 2m×2m 遷音速風洞 - JAXA
  6. ^ a b エゴン・クラウゼ『流体力学』シュプリンガー・ジャパン、2008年、293頁。ISBN 978-4-431-10020-1 
  7. ^ F1空力開発を支えてきた『風洞』は、”前時代の遺物”になるのか?”. motorsport.com (2021年6月14日). 2021年6月14日閲覧。
  8. ^ 渡部孝, 川人明美, 福富純一郎, 中瀬敬之、「瞬間発煙法による流れの可視化」 『ターボ機械』 1975年 3巻 6号 p.900-904, doi:10.11458/tsj1973.3.900, ターボ機械協会


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