スケール‐モデル【scale model】
スケールモデル
縮尺モデル。主としてデザインの初期段階に制作されるモデル。複数案を展開するときに、作業スペース、モデリング工数の有効利用をはかるためによく行われる方法である。デザインプロセスの進展に伴い、これらの縮尺モデルのなかから、フルサイズモデルに移行する案が選定される。ときには保存用モデルとして縮尺モデルがつくられる場合もある。自動車用クレイモデルの縮尺としては1/4、1/5、1/8が一般的である。
スケールモデル
スケールモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/17 06:12 UTC 版)
小松崎の成功によりプラモデルのボックスアートの需要が高まり、髙荷も1963年からこの仕事も手がけるようになる。以後、タミヤの戦車、日本模型の軍艦、フジミ模型の航空機などのシリーズを中心に数多くの作品を提供し、第一次プラモデルブームに貢献した。少年誌が漫画中心となりグラビアが減少したため、1970年代以降はボックスアートが創作の中心となる。 その他の模型メーカーでは永大、オオタキ、東京マルイ、童友社、トミー、ドラゴンモデルズ、バンダイ、ピットロード、ファインモールド、マックス模型などのボックスアートを手がけている。
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スケールモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:05 UTC 版)
スケールモデルのボートとは、実物の船舶の縮小模型である。 手に乗るくらいの小さなものから、100kg以上の巨大模型まで、さまざまな大きさがある。原型の図面や写真に基づき正確に製作されるが、作者のイメージや空想によって改造されることも多い。潜水艦のスケールモデルもある。 メーカーからキットで販売されているものや実物の図面を元に愛好家が作る場合もある。製作には精密なものだと余暇を利用して作った場合数年かかる例もある。多チャンネルのRC送受信機を使用し、エンジン音やサイレン等のサウンドや放水等のギミックを搭載しているものもある。外輪船やシュナイダープロペラ等実物同様の推進器を取り入れたものもある。映画等の撮影に利用されるものもある。
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スケールモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:32 UTC 版)
詳細は「スケールモデル」を参照 実物が存在するもの、または設計・企画された物を縮小した模型をスケールモデルと呼ぶ。プラモデルが最初に普及した英米では、ヤード・ポンド法を用いていたため縮尺は「1フィート(12インチ)を何インチに縮小」するかが基本であり、例えば1/4インチ(または1/4”)スケールといえば1フィートを1/4インチに縮小することで1/48スケールを表す。従って「国際標準スケール」には分母が12の倍数のものが多い。しかし、鉄道模型のようにフィートをミリメートルに換算した縮尺(1フィートを4 mmとするもの=4 mmスケール(1/76))を採用する物や、メーカーの都合(箱のサイズや、走行ギミックのためのギアボックスや電池の内蔵)のために決定され、積極的なシリーズ展開のために自然に「標準」になってしまったものもあり、後者の代表がタミヤの1/35である。またバイクのスケールである1/9は、イタリアのプロター社から始まったものである。1/50は航空機ソリッドモデルの標準スケールである。 艦船 1/72、1/144、1/200、1/350、1/400、1/500、1/600、1/700、1/720、1/800、1/1000、1/1200 などのスケールがあり、最も種類が多いのは静岡のメーカー四社が共同で展開したウォーターラインシリーズに採用された1/700である。近年はハセガワの三笠を皮切りに1/350スケールの新製品のラッシュが続いている。また日本模型の30センチシリーズは1/700〜1/1100程度に相当する。民間船は(日本国内メーカーでは特に)少ない。帆船はスケールの統一は少なく、レベルの1/96、エレールの1/100、1/150、イマイ(アオシマ)の1/350などでそれぞれ数種類の船がそろえられる。一部メーカーの製品にはモーターと電池により水上走行が可能なモーターライズキットが存在する。 陸上兵器(戦車、大砲、装甲車、兵士など)1/15、1/16、1/24、1/25、1/30、1/32、1/35、1/48、1/50、1/72、1/76、1/87、1/144、1/350、1/700 などのスケールがある。現代の主流は1/35、1/48、1/72、1/144であり、その中でも、タミヤが採用し日本国内メーカーが追従、以後イタレリ、エッシー、エレールなど日本国外のメーカーも従った1/35が圧倒的なアイテム数を誇る。このため米英のメーカーが展開していた1/32(メタルフィギュアの54 mmスケール)ミリタリー物は少数派になってしまった。 航空機(固定翼機、回転翼機など)1/24、1/32、1/35、1/48、1/50、1/72、1/100、1/144、1/200、1/350、1/700 などのスケールがあり、ディテールアップが楽しめる1/48、コレクション性の高い1/72が主流である。1/24や1/32といった大型キットは、中国メーカーの参入を契機に@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年[いつ?]はキット数が増えつつある。また一部のヘリコプターは、陸上兵器の標準スケールに合わせて1/35でモデル化されている。コレクションモデルとして1/144や1/100スケールも人気である。なお航空機のプラモデルというと軍用機がメインと思われがちだが、民間機とくに旅客機も豊富でデカール変えなどで多数の航空会社のカラーリングを再現している。スペシャルマーキングなどの特別塗装を施した機体のキットも人気である。 宇宙開発(ロケット、宇宙船、探査機など)スペースシャトルなどは航空機と近いスケールだが、探査機から巨大な宇宙ステーションまで含むため、スケールに統一性無し。 自動車 1/8、1/12、1/16、1/20、1/24、1/32、1/43などがあり、市販車(高級車含む)、レーシングカーとも1/24が主流であるが、フォーミュラカーは近年は1/20が主流である。日本のトラックやバスなどは1/32スケールが多い。1/43はミニカーの主要スケールであり、ホワイトメタルやレジンキャスト製のガレージキットも多い。一部、ミリタリーモデルの派生として 1/35も増えつつある。 オートバイ 1/6、1/8、1/9、1/12などがあり、レース用、市販用とも1/12が主流である。 鉄道車両(ディスプレイキットもしくは、電池等の動力源を内蔵したモーターライズキットで、鉄道模型への流用を考慮していない物)1/35、1/50、1/76、1/80、1/150などがある。日本においても鉄道車両のプラモデルは、かつて鉄道模型が金属製品主流だった時代に一ジャンルを築いたが、Nゲージを中心としたプラスチック製品の発展とともに、鉄道模型の陰に隠れた存在になってしまい、1980年代後半以降2010年代まで新製品のほとんどない時期が続いた。その一方で、一般のプラモデルとは流通経路や購入者層の異なる鉄道模型の中には実質的なプラモデルであるプラスチック製の組み立てキットがあり、こちらは1970年代後半以降製品を充実させた。日本以外のメーカーでは、ミリタリーモデルの一部として軍で使用された機関車や貨車などのプラモデルが製品化されている。 鉄道模型用の建築物(ストラクチャー)1/22.5(G)、1/43.5(O)、1/76(OO)、1/87(HO)、1/120(TT)、1/148(イギリスのN)、1/150(日本のN)、1/160(欧米のN)、1/220(Z)などがあり、主に鉄道模型のスケールに合わせているが、1/100前後としてTTとHOの両方で、1/200前後としてNとZの両方で使えるようにしている製品も存在する。これらは通常鉄道模型のアクセサリーとして扱われるため一般のプラモデルとは流通経路が異なっているが、ジオラマ製作などに流用される場合も多い。 アクションフィギュアとそのアクセサリー(机・椅子、ぶらんこ、トイレなど)1/12スケール程度。 建築物(姫路城、五重塔など)1/700、1/350、1/200が多いがスケールに統一性無し。 甲冑、 刀 1/3、1/4スケール。 箱庭(農家などのモデルに、付属の種を植えて育てることができる)スケールに統一性無し(同シリーズの店舗などは1/60、屋台は1/25)。 拳銃(ルガー・スーパーブラックホーク、コルト・パイソンなど)手榴弾 など 原則として1/1。ギミック付のキットも存在する。 動物(人体模型、アリイのコアラ、ラッコ、エリマキトカゲ、タミヤの1/35恐竜など)実物の数倍の昆虫や、1/1の小鳥から1/76程度の恐竜までスケールは様々。日本国外のメーカーに比較的製品が多い。 その他、楽器(ドラムセットなど)、家電(扇風機、オーディオなど)扇風機はモーターを内蔵し、実際に扇風機としての機能を果たす。ある意味では模型ではなく1/1の扇風機そのものであると言える。オーディオは小型スピーカーを内蔵し、ヘッドホンステレオなどに接続して実際に鳴らすことが可能な製品も存在した。多くは国内メーカーの実在の製品を1/3 - 1/10程度にそのままスケールダウンさせたものである。
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スケールモデル
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.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} ハセガワ製1/72 F-18E プラモデル 1/200 旅客機シリーズ日本航空、ボーイング767-200 (組立塗装済み) 1/72 ミニボックスシリーズダイムラーMkII (塗装加工済み・ジオラマベース撮影) 1/72 ミニボックスシリーズシュビムワーゲン (塗装加工済み・ジオラマベース撮影) 1/24カーモデルシリーズランサーエボリューションIV (組立塗装済み) 1/32, 1/48, 1/72, 1/144, 1/200 飛行機シリーズ 「飛行機のハセガワ」を象徴するスケールモデル。シャープなモールドやディテール表現が評価を受け、スケールモデルファン向けに世界29か国のハセガワ現地代理店 を通じて輸出されている。タミヤと並び国際的に知名度が高いプラモデルシリーズ。販売する飛行機モデルの種類は日本国内随一である。 1/32:主要な第二次大戦中の軍用機を中心に、戦後の軍用機と複葉機が少数ある。近年、特に日本の大戦機の拡充が見られる。 1/48:第二次大戦〜現用機まで幅広く展開する、現在のハセガワの主力商品群。限定生産で販売された商品を含めるとその数は約1000種類にも及ぶ。特に日本の軍用機の種類においては他社の追随を許さない豊富さである。 1/72:1/48スケールと同様、第二次大戦〜現用機まで幅広く網羅している主力商品であり、現在の「飛行機のハセガワ」の基礎を形成した伝統のスケールである。開発年次は1/48より古いものが多いが、新製品の開発も継続されており、1/48スケールにはない飛行機もまだ数多くある。 1/144:YS-11シリーズなどが少数存在するが、現在は製造休止となっている。 1/200:ジェット旅客機のスケールモデルを中心に、中・大型の軍用機(輸送機など)も製品化されている。なお、旅客機のプラモデルは世界的には1/144スケールが主流であるが、1/200スケールでは模型メーカー随一のラインナップを誇る(製造休止の機種を含む)。 1/24 カーモデルシリーズ 1960年代のスロットカーブーム時以降、長らくカーモデルは発売していなかったが、1986年に製品化を再開し、以後現行カーモデルからヒストリックカーシリーズまで手がけている。ヒストリックカーや80年代〜90年代の国産ネオクラシックカーは2010年代以降特に近年力を入れており、飛行機モデルに次ぐ「定番商品」を目指してこれまでライバルメーカーがモデル化して来なかった厳選した人気旧車を次々とモデル化しており、ライバルメーカーのタミヤや青島文化教材社やフジミ模型との差別化を果たしている。また、WRCに参戦したラリーカーや、80〜90年代のツーリングカー選手権に出場した車種も多数モデル化されている。 1/12 オートバイモデルシリーズ 2010年より新たに展開を開始したシリーズ。レーサーモデルを中心に展開するということで、第1弾として2009年ロードレース世界選手権GP250ccクラスで青山博一選手が搭乗し、2ストローク250ccでの最後のチャンピオンを獲得したチーム・スコットRS250RWを発売した。オートバイモデルとしては後発になる為か、タミヤ等のキットをかなり研究した上で発売されているようである。 1/72 ミニボックスシリーズ 軍用車両をそれまでこのクラスで一般的だった1/76スケールではなく、1/72スケールでモデル化した草分け的製品。1973年のシリーズ開始以来、飛行機に次ぐ安定した人気でロングラン販売されているが、2000年代に入ってから開発されたヨーロッパや中国製のキットと比べると設計の古さが目立つものも多い。また、1970年代半ばにはイタリアのESCI (エッシー) が製造した1/72スケールのAFV模型をミニボックスEシリーズとして販売していた。 1/350 艦船模型シリーズ 2005年に発売した日本海軍戦艦「三笠」は詳細なディテール再現とモールドがホビー市場から高い評価を受け、戦艦模型としては異例のヒットになり、その後グレードアップパーツ・オプションのエッチングパーツが追加発売されるなど話題になった。2006年5月に、ハセガワ創業65周年企画として第二弾日本海軍甲型駆逐艦「雪風」を発売、第三弾は南極観測50周年を記念した南極観測船「宗谷」。これらの好評を受けて引き続き大型艦の「長門」、「赤城」を発売し、世界的規模の1/350スケール艦船模型ブームの火付け役となった。 1/700 艦船模型 ウォーターラインシリーズ 静岡にあるメーカー3社(タミヤ・アオシマ・ハセガワ)の共同で1971年から販売している、1/700スケールで喫水線から上を再現した艦船模型のシリーズ。初期の製品は部品が赤みがかった濃い灰色で成形されており、他の3社とは大きく色が違っていた。 ミュージアムシリーズ 1980年代前半に、初期の複葉機を1/8 - 1/16の大サイズで精密さを前面に出してモデル化した、本格的組み立てキット。博物館に展示されているモデルにも遜色しないシリーズとして命名された。木・プラスチック・真鍮・ラバー・メタルなどの素材を使用している。 日本以外の模型メーカーの代理店として ドイツレベルなどの日本以外の模型メーカー製キットおよび完成品の日本への輸入を行っている。また、アメリカレベル、バンキッシュMGの1/32スロットカーシリーズの完成品モデルなども2000年代初めに取り扱いを始めた。1990年代初めよりドラゴンモデルズの輸入代理店として同社製品の日本国内販売を行っていたが、2010年1月で取り扱いを終了した。
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スケールモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 00:40 UTC 版)
1/24、1/48、1/72、1/144スケール 飛行機シリーズ エアフィックスを象徴するスケールモデル。1960年代から1970年代に主に1/72スケールで数多くのアイテムが製品化され、世界中に輸出された。第二次世界大戦機を中心に、第一次世界大戦機から現用機まで網羅し、試作機や非常にマイナーな機種も含んでいる。 ヤスリがけや研磨に向かない柔らかい材質と、透明部品の質の低さは同社の製品に共通する特徴であり、さらに、甘いモールドやパーツの合いの悪さなども加わり、現在の目で見ると見劣りする部分も見受けられ、決して組みやすくはない。しかし、それを凌駕する機種選定、スタイルの再現性、デフォルメのセンスなどで、手を加えることを前提とする上級モデラー以外でも、十分にその世界を楽しむことができる。また、魅力あるボックスアートが使われたエアフィックス初期の製品は、コレクターズアイテムとしての人気も高く、イギリスをはじめ世界各地に多くのコレクターが存在する。 2010年代に入ってからは、旧製品をリメイクする形で多くの完全新金型の製品が発売されている。これらは時代に見合った品質を持ちながら、旧製品とさほど変わらない低価格で販売されており、日本国内でも人気が高い。 1/72スケールシリーズの廉価帯の製品は、初期は箱ではなく、透明ポリ袋やブリスターパックを用いた簡易なパッケージで販売されていた。 1/144スケールでは旅客機や輸送機などの大形機のほか、サターンV型やボストーク、スペースシャトルなどのロケットや宇宙船も製品化されている。 OOミリタリーAFVシリーズ OO (ダブルオー) は主にイギリスで用いられる鉄道模型の規格で、1フィートを4ミリメートルに縮尺した1/76スケールに相当する。イギリス国内の博物館に現存する実物を参考とした、第二次世界大戦に活躍した戦車・装甲車や、フィギュア・ジオラマセットなど多彩なシリーズを、コレクションに適したOO (1/76) スケールで製品化している。日本の住宅事情にも合ったミニサイズの模型として日本でも人気となり、ミリタリーモデルがブームとなった1970年代には、日東科学、フジミ模型、ハセガワなどの日本メーカーからも追随してミニスケールAFVが発売された。ただし、ハセガワは自社の主力製品である飛行機模型に合わせた1/72スケールを採用し、後にこれがミニスケールAFVの主力スケールとなった。1/76スケールAFVの本家といえるエアフィックスも1990年代以降、既存商品のスケール表示をOO/HOから1/72スケールに変更している。2000年代半ばには実際に1/72スケールの商品も数点発売されたが、ホーンビィによる買収後の2007年より、OOスケールの製品は正しく1/76スケールと表記するよう改められた。 AFVモデルは1/32スケールでも少数の製品が作られ、1970年代後半には旧マックス模型製の1/35スケールのAFVモデルを販売していたこともある。2010年代に入ってからは1/48スケールのAFVモデルも作られるようになった。 1/12、1/24、1/25、1/32、1/43スケール カーモデルシリーズ 1950年代末に発売されたクラシックカーシリーズを始め、初期には1/32スケールが中心だった。1/24スケールでは007シリーズで使用されたアストンマーティン・DB5やトヨタ・2000GTも製品化されている。1/25スケールの製品はMPCからのOEMである。 1/72、1/400、1/600、1/1200スケール 艦船模型シリーズ 艦船模型の主力は1/600スケールで、イギリスの艦船が中心ではあるものの、戦艦・空母から小艦艇、さらに客船に至るまで統一されたスケールで製品化されている。1/400スケールはエレールの金型を使用した製品である。1/600スケールシリーズが一段落した1970年代には、1/72スケールでヴォスパー・魚雷艇やドイツのEボートなどを製品化した。1970年代には、1/1200スケールでビスマルク追撃戦に加わった英独の艦船を製品化している。 また、1950年代後半の最も初期の製品として、小スケールの帆船のキットが6点ほど発売されている。その後、縮尺は統一されていないものの、1/100から1/200スケール程度の比較的大きなサイズで帆船のキットが発売された。 1/76、1/32、1/12スケール フィギュアシリーズ 1/76(OO)スケールで、中世から現代までの様々な時代と国の兵士を中心に、一部民間人や動物、更には宇宙飛行士までも製品化している。ほぼ一体成形で、材質がポリエチレンのため接着や塗装は難しいが、立体感のあるモールドの施されたものが多い。同じ材質で要塞などの構造物や軍用車両なども製品化されており、一部はそれらを組合せたプレイセットの形でも販売されていた。軍用車両は部品点数の少ない簡易なものであるが、同スケールのプラモデルでは発売されていない車種も多く含まれていた。フィギュアはそれまで一般的だった金属製のフィギュアに比べ安価であり、モールドも遜色が無かったため、ジオラマ用やウォー・シミュレーションゲームの駒として人気が高く、他社からも同種のものが発売された。種類は少ないものの1/32スケールでも同種のフィギュアと構造物、軍用車両が発売されている。また、1/32スケールでは通常のポリスチレン製のプラモデルでもミリタリーフィギュアが作られている。1/12スケールでは、イギリス王族やシーザー、ナポレオンなどの歴史上の著名人と宮殿の衛兵などが製品化されている。 動物シリーズ ワールドライフシリーズとして、実物大で英国産の小鳥のキットを6点ほど発売している。また、恐竜のキットも8点ほど発売している。ティラノサウルスやトリケラトプスは1/35に近い大きさであるが、他の恐竜もほぼ同じ大きさで作られており、縮尺は統一されていない。
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スケール・モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/14 00:12 UTC 版)
スケール・モデルは、フリー・フライト以外の形式も含めて、上記とは別に「F4」に区分されている。そのうち、F4A、D、E、F級は、フリー・フライト種目である。 F4A級 フリー・フライト・フライング・スケール模型航空機 (F4B級 コントロール・ライン・フライング・スケール模型航空機) (F4C級 ラジオ・コントロール・フライング・スケール模型航空機) F4D級 フリー・フライト室内スケール模型航空機(伸縮式動力) F4E級 フリー・フライト室内スケール模型航空機(CO2または電動動力) F4F級 フリー・フライト室内スケール模型航空機(ピーナッツ式)
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