遠近法
【読み】:エンキンホウ
【英】:PERSPECTIVE
三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。
【英】:PERSPECTIVE
三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。
遠近法
遠近法
「遠近法」の例文・使い方・用例・文例
- 遠近法
- 遠近法がとられてないので、その絵は変にみえる。
- 遠近法によって絵をかく.
- その絵はまったく遠近法に適っていない.
- この絵は遠近法に適っている、遠近法に適わぬ
- 日本絵には遠近法が無い
- 建築家のデザインを遠近法で描いたもの
- イタリア人の画家で、明暗法と遠近法の使用で知られる(1494年−1534年)
- 逆遠近法という絵画技法
- 三遠という,山水画における三つの基本的な遠近法
- 遠近法という,絵画の表現方法
- 絵画の遠近法で,視線が画面と直角に交わる点
- 空気遠近法という,遠近法のひとつ
- 線的遠近法という,平面における立体の表現方法
- 遠近法という図法
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