エンターテインメント

新語時事用語辞典

エンターテイメント

別名：エンターテインメント
英語：entertainment、entertainment） とは、人々を楽しませる娯楽やサービスのこと。 ショー、楽しみ、息抜き、気分転換などが類語とされる。エンターテイメントの語源はラテン語で「一緒に」という意味のinterと「維持する」という意味の tenere を組み合わせたものだと言われている。日本だと「娯楽を提供する」という意味も持つが、海外では「自分が楽しむためにある娯楽」を指す場合がある。

エンターテイメント（
ビジネスにおけるエンターテイメントには幅広い解釈があるが、いずれも「人の心を魅了して離さないもの」という共通点がある。主に芸能、映画、音楽関係などを「エンタメ業界」と呼び、あくまでビジネスとして人を感動させお金をもらう、れっきとした「産業」だ。娯楽施設に関しては、エンターテイメントの類義語である「アミューズメント」という言葉を使用するのが適切だ。
なお、書籍や映画はエンターテイメントの一部に含まれるが、娯楽性が特に高いものはエンターテイメント小説、映画と表現する場合がある。一方で、エンターテインメント芝居、舞台という言い回しはしないので注意が必要だ。
ちなみに「エンターテイメント」と「エンターテインメント」はどちらの言い回しも誤りではなく、意味は同じである。読みやすさを重視するならエンターテイメント、英語を忠実に表記するならエンターテインメントと使い分けることもできる。

（2020年7月13日更新）

実用日本語表現辞典

entertainment

別表記：エンターテインメント

「entertainment」とは、娯楽・歓待のことを意味する表現。

「entertainment」の基本的な意味

「entertainment」とは、人々を楽しませるための活動や、またはそのための媒体や機会を指す英単語である。可算名詞として「宴会・パーティー」「催し物・余興」を意味し、不可算名詞として「歓待」「娯楽」「楽しみ・慰み」を意味する。可算名詞として扱う場合、複数形は「entertainments」となる。また、動詞は「entertain（楽しませる）」である。

「entertainment」の語源

「entertainment」の語源は、中世ラテン語の「intertenere」に遡る。この言葉は「時間を過ごす」という意味を持っていた。その後、フランス語の「entretenir」に変化した。フランス語の「entretenir」は、時間を過ごすことを意味するだけでなく、「何かを維持する」ことも意味した。やがてこの単語は英語に「entertain」という動詞として取り込まれ、時間を過ごすだけでなく、「人々を楽しませる」こと、「喜ばせる」ことも意味するようになった。16世紀後半になると、初めて「entertainment」という名詞が使用された。当初は、英国の宮廷における催し物やイベントを指す言葉として使用されていた。現代では、テレビ、映画、音楽、演劇、スポーツなど、さまざまな形式の娯楽が含まれる広範な概念として使用されている。

「entertainment」の発音・読み方

「entertainment」は「ènṭɚtéɪnmənt（エンターテインメント）」と発音する。「ent」の部分は「ènṭ」となり、口を半開きにして発音する。「er」の音「ɚ」は、舌を前に突き出して、上あごに当てて発音するのがポイントである。「tain」の部分は「téɪn」となり、日本語の「テイン」に近い。これは強勢を置いて発音する。最後の「ment」の部分は、「mənt」という発音になる。最後の「t」は、母音の要素を入れないように注意する必要がある。日本語の「ト」とは異なり、子音「t」のみの響きを意識することがポイントである。

「entertainment（事務所）」とは

「entertainment（事務所）」は芸能人やアーティスト、タレントなどのマネジメントやプロモーションを行う会社のことを指す。日本では芸能事務所、アーティストマネジメント会社などと呼ばれることもある。株式会社エンズエンターテイメント（「あいみょん」などが所属）、株式会社レプロエンタテインメント（「真木よう子」などが所属）のように、会社名に「entertainment」を入れる事務所も多い。米国の場合は「entertainment agency」と表記する。

事務所は、所属する芸能人やアーティストのスケジュール管理や契約交渉、プロモーション活動などを行う。特に、芸能人やアーティストが自分で行うことが難しいマネジメント業務に関しては、事務所が代行することで芸能人やアーティストの負担を軽減し、より効率的に活動を行うことができる。また、ファッションやメイクなどのプロデュース、SNSやファンクラブの運営などを行うことも多い。

「entertainment」の使い方・例文

「entertainment」は以下の例文のように使用することができる。
「I love going to the movies for entertainment. There's nothing like getting lost in a good film.」（私は娯楽として映画館に行くことが大好きである。良い映画に没頭するのは最高である。）
「Playing video games is a popular form of entertainment for many people.」（ビデオゲームをプレイすることは、多くの人々にとって人気のある娯楽の形である。）
「I enjoy listening to music as a form of entertainment, it's a great way to relax after a long day.」（私は娯楽として音楽を聴くことが好きで、長い一日の後にリラックスする良い方法である。）
「Reading books is my favorite form of entertainment, it's a great way to escape into another world.」（本を読むことは私のお気に入りの娯楽の形態で、現実逃避するのに良い方法である。）
「Going to concerts and music festivals is a fun form of entertainment that allows you to experience live music.」（コンサートや音楽フェスに行くことは、ライブ音楽を体験できる楽しい娯楽の形態である。）
「Watching sports is a popular form of entertainment for many people. It's exciting to see your favorite team win.」（スポーツを観戦することは、多くの人々にとって人気のある娯楽の形である。お気に入りのチームが勝つのを見るのはわくわくする。）
「Going to the theater to see a play or musical is a great way to experience live performance and entertainment.」（演劇やミュージカルを見に劇場に行くことは、ライブパフォーマンスや娯楽を体験する良い方法である。）

（2023年3月17日更新）

デジタル大辞泉

エンターテインメント【entertainment】

読み方：えんたーていんめんと

《「エンターテイメント」とも》

１ 娯楽。気晴らし。また、そのための催し。

２ 演芸。余興。

ウィキペディア

エンターテインメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/07 14:58 UTC 版)

エンターテインメント（英語 Entertainment）は、人々を楽しませる娯楽を指す。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

エンターテインメント

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 11:07 UTC 版)

語源

英語 entertainment

名詞

エンターテインメント

1. 人を楽しませるもの。娯楽。

Weblio日本語例文用例辞書

「エンターテインメント」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちは最高のエンターテインメントを創ります。
• 私たちは最高のエンターテインメントを目指します。
• 民衆のエンターテインメント
• 音楽に合わせて少しずつ服を脱ぐエロティックなエンターテインメント
• ライブエンターテインメントは生の聴衆の前でパフォーマーが実際にパフォーマンスを行うことを必要とする
• ギャンブルやエンターテインメントのための公共の建物
• エンターテインメントのための会社
• いくつかの旅行の期間、あるいは季節のエンターテインメントに出席する有効であるチケット
• ソニーの２足歩行エンターテインメント・ロボット｢SDR-4X｣は，楽しげに歌って踊り，段差を歩き，手を使って立ち上がることができる。
• 新しいエンターテインメント事業のアイディアに100万円が支払われる。
• この企画の目的は，エンターテインメント事業の，今までに発掘されていないアイディアを見つけることだ。
• そのアイディアはどんなエンターテインメント分野を扱ってもよく，どんな形式でもいい。
• ｢リハビリテインメント｣という語は，｢リハビリテーション｣と｢エンターテインメント｣から造られた。
• ―ソニーのエンターテインメントロボットAIBOの開発技術者
• 仲代さんはまた「最近は演劇がエンターテインメントに走りすぎています。演劇は客に物を考えてもらうものでもあるはずです。命果てるまでそれを実行してみたい。」と話した。
• 今後は，フィギュアスケートをエンターテインメントとして広めるためにさまざまなことに挑戦したいと思っています。
• 米国で毎年行われているコンピューターゲームやビデオゲームの見本市｢エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ｣(E3)が６月10日から12日までロサンゼルスで開催された。