風刺漫画
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『トバエ』1号(1887.2.15)
魚(朝鮮)を釣り上げようとする日本と中国(清)、横どりをたくらむロシア
風刺漫画(ふうしまんが)は、現実の社会や政治を風刺することを目的とする漫画の一ジャンルで、新聞では社説やコラムなどとともに掲載される事が多く、1コマ・4コマといったように比較的短い作品が中心となっている。また、イギリスの風刺漫画雑誌『パンチ』から、「ポンチ絵」・「パンチ絵」という風刺・寓話要素を込めた絵を指す言葉が生まれたが、現在では漫画そのものを指す語として用いられることも多い。日本で風刺漫画のネタとして吉田茂首相はよく使われ退陣の際には漫画家から感謝されている[1]。
代表的な風刺漫画家
※五十音順
- アンドレ・ジル
- アンリ・メイエ
- いしいひさいち
- ウノ・カマキリ
- エドワード・リンリー・サンボーン
- 王立銘
- 押切蓮介
- オノレ・ドーミエ
- 加藤芳郎
- クミタ・リュウ
- 久米田康治
- 小林よしのり
- 近藤日出造
- サトウサンペイ
- 佐藤正明
- ジェームズ・ギルレイ
- 清水崑
- 下川凹天
- ジョージ・クルックシャンク
- ジョルジュ・ウォランスキ
- ジョルジュ・ビゴー
- ジョン・テニエル
- チャールズ・ワーグマン
- トマス・ローランドソン
- 中村伊助[2][3]
- 那須良輔
- 針すなお
- 本多錦吉郎
- 宮武外骨
- やくみつる
- 山藤章二
- 横山泰三
- ラナン・ルリー
- ルーブ・ゴールドバーグ
-
世界がフェンス越しに2匹の犬(ロシア帝国と大日本帝国)が大きな骨(大韓帝国)を取り合う姿を見物しながら日露戦争が起きるのを待ちわびている(ボブ・サターフィールド、1904年)
-
レーマン・デュモン、G.カール「ヨーロッパの風刺地図」1914年
-
田中良三「滑稽欧亜外交地図」1914年
出典
- ^ 『吉田茂諷刺漫画集』
- ^ “虫ん坊 2014年4月号(145):TezukaOsamu.net(JP)”. TezukaOsamu.net(JP). 2025年3月25日閲覧。 “最初に上京したときは、父の知人のつてを頼って、洋画家で風刺漫画なども描いておられた中村伊助先生のお宅に居候させてもらったんです。”
- ^ 20世紀日本人名事典. “中村伊助(ナカムラ イスケ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2025年3月25日閲覧。
関連項目
- 風刺
- 風刺画(戯画)
- 一コマ漫画
- 四コマ漫画
- 政治漫画
- 経済漫画
- ニューズウィーク
- シャルリー・エブド
- フォトモンタージュ(マッド・アマノ等)
- エレバン放送
- ブラックジョーク
- スタンドアップコメディ
- 平和のための風刺漫画
外部リンク
風刺漫画
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漫画家では、やくみつるといしいひさいちが対照的な視点から事件を風刺した4コマ漫画を描いている。やくは記者会見での西岡を揶揄する4コマ漫画を描いている。それに対していしいは、文春とSWCが共同記者会見をしている場面から始まり、4コマ目にイスラエル占領地のユダヤ人入植者がガス管を持ちながら「ガスが出ないぞ」と言っている光景を「入植地にガスはなかった」という太文字と共に描いて、やくとは対照的な視点から『マルコポーロ』事件を風刺している。またマッド・アマノも『FOCUS』の「狂告の時代」でこの事件を風刺したパロディを描いている。
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