スーパーヒーローとは? わかりやすく解説

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スーパーヒーロー【superhero】

読み方:すーぱーひーろー

アメコミ米国漫画)などで、超人的な能力をもち悪と戦うキャラクター

超一流スポーツ選手タレント


スーパーヒーロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 01:12 UTC 版)

マーベル・コミックを代表するスーパーヒーロー、スパイダーマンキャプテン・アメリカ

スーパーヒーロー: superhero)は、超自然的または超人的な能力を持ち、一種の衣装を着て犯罪との戦いに専念する英雄的人物。そして、通常は市民を守るためにスーパーヴィランと戦う。女性のスーパーヒーローは、しばしばスーパーヒロイン(superheroine)と呼ばれる。特にアメリカンコミックでは、1930年代からスーパーヒーロー・フィクション(superhero fiction)として知られている

歴史

初期

「Wow Comics No° 38」の表紙 (1941年)

"super hero"(スーパーヒーロー)という英単語の用例は、少なくとも1917年まで遡ることができる[1]。スーパーヒーローに先立ち、ロビン・フッドのような民間伝承の英雄は特徴的な装束を纏っていた[2]1903年スカーレット・ピンパーネルとそのスピンオフには独自の衣装覆面をした復讐者、秘密の正体という特徴がすでにあった。その後まもなく、パルプ・フィクションコミック・ストリップに連載された、覆面と衣装を着たキャラクターである怪傑ゾロ(1919年)、バック・ロジャース英語版(1928年)、シャドウ英語版(1930年)、フラッシュ・ゴードン(1934年)、ファントム(1936年)が現われ始めた。これらの衣装(マスク、マント、派手なボディスーツなど)は後のスーパーヒーローに影響を与えたが、超人的な能力を備えているわけではなかった。スーパーヒーローのような衣装は着ていないが、超人的な能力を持つキャラクターは、パトルス英語版(1928年)、ポパイ(1929年)、ヒューゴー・ダナー英語版(1930年)などがいる。

1930年代には、日本の黄金バット(1931年に人気を博した紙芝居のストーリーを1947年に漫画化、1967年にアニメ化。元の紙芝居のイラストは現存していない)[3][4]マンドリック・ザ・マジシャン英語版(1934年)[5][6][7]スーパーマン(1938年)、キャプテン・マーベル(1939年)(現在はシャザムと名乗っている、マーベル・コミックのキャプテン・マーベルとは別)など、最も初期の超人的な能力を持ちかつマントや覆面などの衣装を着たキャラクターが一斉に現れた。そして、これらのキャラクターはコミックブックのゴールデン・エイジを先導した。

ゴールデン・エイジ

1938年に、ジェリー・シーゲルとジョー・シャスターがスーパーマンを登場させた。スーパーマンは秘密の正体、超人的な能力、シンボルマークとマントを含むコスチュームといったスーパーヒーローを定義する特徴を備えていた。

DCコミックスは(当時はナショナル・アンド・オールアメリカン)スーパーマンの反響を受けてバットマンロビンワンダーウーマングリーンランタンザ・フラッシュアクアマン、ホークマン、グリーンアローなどのスーパーヒーローを登場させた。

最初のスーパーヒーローチームは、上記のキャラクターを集めた、DCによるジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)であった。

当時の市場はDCにより支配されていた。他の出版社もスーパーヒーローを生み出した。マーベル・コミックのヒューマントーチ(オリジナル・ヒューマントーチ。ファンタスティック・フォーヒューマントーチとは別人)やサブマリナー、クオリティ・コミックのプラスチックマンにファントムレディ、新聞連載されたウィル・アイズナーのザ・スピリットなど。

1940年代を通じて、キャプテン・マーベル(現在はシャザムと名乗っている)はスーパーマンより多くの売り上げを収めた。

戦後になるとスーパーヒーローは人気を失った。これはホラーギャングの漫画の台頭に繋がった。これらの漫画のいかがわしい内容は、漫画が非行少年の原因であると非難する規制運動家達の活動を起こした。この運動の先頭に立ったのが、スーパーヒーロー・コミックの根底には性的倒錯が蔓延していると主張した精神科医フレデリック・ワーサムであった。

これに応じて、自主規制(コミックス・コード)を採用した。そして1950年代までにスーパーヒーローは一掃された。

シルバー・エイジ

1950年代に、DCコミックスはジュリアス・シュワルツの下で1940年代のヒーローを復活させた。

1960年には、DCがスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなどの人気ヒーローをひとつのチームとしたジャスティスリーグ・オブ・アメリカ(JLA)を結成させた。

マーベル・コミックスタン・リージャック・カービーは、それまでの勧善懲悪で単純なスーパーヒーローと異なるキャラクターを創造した。

  • ザ・シング:ファンタスティック・フォーの一員で、怪力であるが、岩のような怪物的容姿に悩む。
  • スパイダーマン:スーパーヒーローとしての活躍に加えて、就職や生活費の獲得、友人関係の維持に苦労する。
  • ハルクジキルとハイドのような関係にあり、激昂すると緑の巨人になって暴れる。
  • X-メン:ミュータントは突然変異によって超能力を獲得した。その力を恐れる社会から排除される。

ブロンズ・エイジ

1970年代にDCコミックスはバットマンを法律を無視する自警団員へ変更した。『バットマン:ダークナイト・リターンズ』(1985年 - 1986年)によりバットマンの変化は進められた。マーベルパニッシャーウルヴァリンフランク・ミラーによるなどのダークヒーローを登場させた。 X-メンのビショップ、X-フォースのケーブルスパイダーマンヴェノムは有名なダーク ヒーローとなったのであった

1992年ジム・リートッド・マクファーレン、ロブ・ライフェルドらがマーベルを退社してイメージ・コミックを設立した。イメージ・コミックが目指したのは、制作者によるキャラクターの所有であり、マーベルとDCの30年に及ぶ業界の支配に挑戦だった。リーの『ワイルド・キャッツ』や『GEN13』、ライフェルドの『ヤングブラッド』、マクファーレンの『スポーン』は人気を得た。

特徴

多くのスーパーヒーローには、次のような特徴がある。

  • 超人的な能力、熟練した技術、高度な装備。バットマングリーン・ホーネットはスーパーパワーを持っていないが、武道、スパイ技術、科学捜査法などの特殊技術を習熟している。アイアンマンパワードスーツグリーンランタンはパワーリングのような特殊な装備品を持っている。多くのキャラクターは、特殊な武器や機器を使う(キャプテン・アメリカのシールド、ワンダーウーマンの魔法の投げ縄や銀の腕輪、マイティ・ソーのムジョルニア、ウルヴァリンのアダマンチウムの爪など)。
  • 正義のために見返りを求めず、自分の危険を厭わない強い道徳観。
  • 自分の能力に対する責任感(スパイダーマン)、職業的使命(キャプテン・マーベル)、犯罪に対する怒り(バットマン)、正義感による強い信念(スーパーマン)など特別な動機。
  • 友人や家族が敵の標的にされる事を防ぐための「シークレット・アイデンティティー」と呼ばれる自分の正体。ほとんどのスーパーヒーローは記号あるいは比喩的なコードネームを持つ。しかし、真のアイデンティティが一般的に知られているキャラクターもいる(キャプテン・アメリカアイアンマンなど)。
  • 派手で特徴的なコスチュームはしばしば秘密の正体を隠すために使用される(#コスチュームの特徴を参照)。
  • 同僚、友人、恋人などのスーパーヒーローを取り巻く脇役。スーパーヒーローの正体を知っている場合や知っていない場合がある。スーパーヒーローの人間関係は、彼らとの二重生活によってしばしば複雑になる(特にバットマンスパイダーマンスーパーマン)。
  • 「ローグス・ギャラリー」と呼ばれるスーパーヒーローと繰り返し戦うスーパーヴィラン
  • 働かずに済むだけの個人資産(バットマンは家族の遺産、X-MENはチャールズ・エグゼビアの保護、アイアンマンは父の会社や武器の技術)や時間的拘束が最小限で済む職業(スパイダーマンフリーランスのカメラマン)。
  • 「オリジン・ストーリー」と呼ばれるスーパーヒーローになるまでの誕生秘話(スーパーパワーを得た経緯や悪と戦う動機)。多くのオリジン・ストーリーでは、主人公の能力につながる悲劇的な要素および異常な事故を伴う。

多くのスーパーヒーローは独立して行動する。しかし、多くのスーパーヒーロー・チームも存在する。ファンタスティック・フォーX-メンのような幾つかのチームはメンバーが共通の起源を持っており、通常はグループで行動する。また、インクレディブル・ファミリーはスーパーパワーを持った親と子供の家族である。DCコミックスジャスティス・リーグマーベル・コミックアベンジャーズは別々の起源を持ち独立して活躍するヒーローから構成されるオールスター・チームであり、大きな危機に直面するとチームアップする。

1940年代に導入されたスーパーヒーローは子供をサイドキックにしていた(キャプテン・アメリカバッキーバットマンロビン)。スーパーヒーローが洗練されて読者の年齢層が上がるにつれて少年向けのキャラクターの必要性が減った事と子供を危険に晒す行為が受け入れられなくなった事により、子供をサイドキックにすることは一般的でなくなった。サイドキックはスーパーヒーローとは別の分類と見なされる。

スーパーヒーロー・フィクションはファンタジー・アドベンチャーの一種として考えられているが、多くのジャンルにまたがっている。幾つかのスーパーヒーローのフランチャイズは似ており、クライム・フィクション(バットマンスパイダーマンデアデビル)、ホラー・フィクション(ヘルボーイ、スペクター)、パラノイド・フィクション(ウォッチメン、マーベルマン)、および従来のサイエンス・フィクション(例えばグリーンランタンガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)である。

彼らの住む架空の宇宙では、スーパーヒーローに対する一般の認識は大きく異なる。スーパーマンファンタスティック・フォーのような幾つかのキャラクターは尊敬されており、重要な市民団体の指導者、さらには有名人として見られている。ハルクスパイダーマンのようなキャラクターやウォッチメンでは、不信感や露骨な敵意を向けられている。

コスチュームの特徴

スーパーヒーローのコスチュームは大衆に対してヒーローを認識させるのに役立つ。キャラクターの魅力を高め、スーパーヒーローの名前やテーマが組み込むためにコスチュームはカラフルになっている。例えばデアデビルの着る真紅のコスチュームは悪魔キャプテン・アメリカのコスチュームはアメリカ合衆国の国旗バットマンのコスチュームは大きなコウモリ、スパイダーマンのコスチュームは蜘蛛の巣模様を特徴を備えている。

スーパーヒーローのコスチュームは、以下のような多くの機能を持つ。

  • シークレット・アイデンティティを維持するスーパーヒーローはしばしば覆面を着用する。覆面はロビングリーン・ホーネットのようなドミノマスクや、スパイダーマンブラックパンサーのようなフルフェイスマスクなど様々である。最も一般的なものは、顔の上部を覆い口と顎を露出したマスクである。これは信じられない偽装力と認識できる表情の両方を可能にする。注目すべき例外はスーパーマンであり、彼は犯罪と戦う時に何も着用していない。ドクターフェイトやマグニートーなど一部のキャラクターはヘルメットを着用している。
  • 通常は胸に様式化された文字やアイコンのようなシンボルマークが描かれている。例えばスーパーマンの「S」、バットマンのバットシンボル、スパイダーマンのスパイダーエンブレムなど。多くの場合、グループまたはリーグは共通のシンボルを使用している。例えばファンタスティック・フォーの「4」、X-MENの「X」、インクレディブル・ファミリーの「i」など。
  • タイツスパンデックスなど体に密着するコスチュームを着る。このような衣装はキャラクターの肉体の美しさを強調し、それを再現するイラストレーターのためにシンプルなデザインを提供する。
  • 最も広く知られたバットマンスーパーマンという2人のスーパーヒーローがマントを着用しているため、マントを着たスーパーヒーローは最も広く認識されている。ウォッチメンMr.インクレディブルでは、現実的に見たマントの致命的な欠点を指摘されている。
  • ほとんどのスーパーヒーローのコスチュームは正体を隠してイメージを認識させるだけだが、実用的な機能を持つコスチュームも存在する。例えば、ヴェノムシンビオート・スーツとスポーンのネクロプラズミック・アーマーは両方の着用者に大きな助けとなっている。アイアンマンのアーマーは彼を保護して技術的な利点を与える。
  • 扱われるテーマによって、ある種のスーパーヒーローは様々な職業やサブカルチャーを象徴する衣装を身に纏う。魔法の力を持つザターナ手品師の衣装(シルクハットタキシードの上着、網タイツと黒のレオタード)、オートバイに乗るゴーストライダーは革のジャケットなどバイクファッションを着ている。
  • 1990年代に登場したデッドプールケーブルイメージ・コミックの多くのキャラクターなどアンチヒーローは、より実用的かつ軍隊的な装備を選び伝統的なスーパーヒーローのコスチュームを避けた。そして、肩、肘、膝を守るパッドやケブラー製のベスト、金属製のアーマー、ヘビーデューティー・ベルトを採用していた。

基地

多くのスーパーヒーロー(スーパーヴィラン)は基地や本部から運営されている。これらの拠点には、最先端技術またはエイリアンの技術が装備されている場合がよくある。これらは、一般的に敵や公衆に発見されないように偽または秘密の場所に設定されている(例えば、スーパーマンの孤独の要塞やバットケイブ)。しかし、バクスタービルやジャスティス・ホールは一般的に知られている(それらの正確な場所は秘密のまま)。恒久的な本部を持たない多くのヒーローやヴィランは、代わりに移動する拠点を持つことができる。

秘密の基地を持つヒーローやヴィランは、以下のような(ただしこれに限定されない)様々な機能を果たすことができる。

  • オペレーションルームやその技術とエイリアンのデバイスを格納。
  • 実験や科学的研究のためのラボ。
  • 彼らの敵から身を隠すことができるヒーローの隠れ家。

商標

マーベル・コミック・グループとDCコミックスは、コミックに適用される言葉「Super Heroes」のアメリカ合衆国における商標権を共同で所有しており、この二つの企業は有名なスーパーヒーローを所有している。

関連項目

脚注

出典

  1. ^ Superhero - Definition and More from the Free Merriam-Webster Dictionary”. Web.archive.org. 2014年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月26日閲覧。
  2. ^ Packer, Sharon (2009). Superheroes and Superegos: Analyzing the Minds Behind the Masks. Greenwood Publishing Group. p. 52. ISBN 978-0313355363. https://books.google.com/?id=1UopTvWYaYgC&pg=PA52&dq=%22scarlet+pimpernel%22+superhero#v=onepage&q=%22scarlet%20pimpernel%22%20superhero&f=false 
  3. ^ Davisson, Zack (2010年12月19日). “The First Superhero – The Golden Bat?”. ComicsBulletin.com. 2014年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月18日閲覧。
  4. ^ Bradner, Liesl (2009年11月29日). “The superheroes of Japan who predated Superman and Batman”. Los Angeles Times. オリジナルの2014年1月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140105055754/http://herocomplex.latimes.com/uncategorized/the-early-origins-of-anime-and-manga-traced-to-street-theater-of-japan/ 2014年11月18日閲覧。 
  5. ^ Who was the first superhero?”. Web.archive.org. 2012年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月26日閲覧。
  6. ^ Don Markstein's Toonopedia: The Adventures of Patsy”. Toonopedia.com (1935年3月11日). 2016年3月26日閲覧。
  7. ^ First superhero ever in the world. Mandrake the Magician Lee Falk Popeye the Sailor Man Superman”. Thelongestlistofthelongeststuffatthelongestdomainnameatlonglast.com. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月8日閲覧。

スーパーヒーロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/18 13:02 UTC 版)

スパイダーマン リーサルフォーズ」の記事における「スーパーヒーロー」の解説

ピーター・パーカー / スパイダーマン 本作主人公放射線浴びたクモ噛まれスパイダーマンとなった青年ヒューマン・トーチ スパイダーマン友人で、「ファンタスティック・フォー」のメンバー。炎に覆われ身体変身し火炎放射を得意とするスピードボール 「ニューウォリアーズ」のメンバー身体の周りエネルギー集め、その力でゴムボールのように身体大きく弾ませることができる。 ダニエル・ランド / アイアン・フィスト 神秘の力秘めたの拳を持つ。あらゆる武術身に付けている。

※この「スーパーヒーロー」の解説は、「スパイダーマン リーサルフォーズ」の解説の一部です。
「スーパーヒーロー」を含む「スパイダーマン リーサルフォーズ」の記事については、「スパイダーマン リーサルフォーズ」の概要を参照ください。


スーパーヒーロー(NEXT)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:44 UTC 版)

TIGER & BUNNY」の記事における「スーパーヒーロー(NEXT)」の解説

名前の表記ヒーロー名 / 本名。用語や背景設定詳細は「用語」の項を参照。 ワイルドタイガー(Wild Tiger) / 鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ / Kotetsu T. Kaburagi) 声 - 平田広明田村睦心少年時代スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目Top MaG架空の企業)、SoftBankS.H.Figuarts(バンダイ)、SoftBank FamilyMart LOTTE LAWSONIMAGINATION WORKS(BANDAI SPIRITS)、PAC-MANKINTO浅田飴 ※2作目の「ダブルチェイサー パート1・パート2」のプレイスメントについては#用語を参照本作主人公髪型TV版及び劇場版1では長めのシャギーショート、劇場版2ではもみあげ長めにして襟足短くしている。ヒーロー活動時には目の周り虎の牙模したアイパッチ貼っている。 移籍してアポロンメディア所属となった仕事私生活崖っぷちの元・人気ヒーロー一人称は「オレ」。「ワイルド吼える!!」が決め台詞好物チャーハン一般市民を守るためなら器物破損ためらわない大胆な行動から、「正義壊し屋」の異名を持つ。移籍により新人ヒーローであるバーナビーと、TIGER & BARNABYとしてコンビを組むこととなった当初バーナビーとは互いに反発していたが、彼の事情を知るとお節介性格から深入りし徐々にバーナビー理解するうになるNEXT能力は、5分間だけ身体能力100倍になる「ハンドレッドパワー」(5ミニッツ100倍パワー)。ただし、発動1時間再使用できない。その能力によってビル屋上飛び移ったり、巨大な瓦礫持ち上げることができる。さらには聴覚高めてわずかな音を聞き分けたり治療力を高めて傷を治すともできる。ただし、傷の治療はロックバイソン曰く痩せ我慢とのことで、完全ではない。移籍前は青と白基調としたアメリカン・コミックスヒーロー風のスーツ(TOPMAGスーツ)だったが、移籍後は黒いインナーに白と蛍光グリーン外部装着型スーツ着用。腕にはワイヤーガン装着されており、スーツ着用しない平常時や旧スーツ装着時にはリストバンド形のワイヤーガンを使う。身長180cm。 人情厚く人命最優先する真面目な性格だが、その一方で雑把行き当たりばったりな一面もある。良かれと思ってしたことが裏目に出ることが少なくなく、バーナビーから「お節介」、「早とちり」などと指摘されることが多かった。その反面自身問題一人抱え込みがちで、しばしば周囲とのトラブル原因になる。既婚者だが、妻の友恵とは5年前第9話時点)に病気死別しており、彼女の「どんな時でもヒーローでいて」という最後の言葉ヒーロー続け行動原理となっている。一人娘を母の安寿預けシュテルンビルト一人暮らしをしている。 能力減退したため、一連の事件の後にヒーロー引退したが、1年後には能力が1分しかもたないワイルドタイガー・ワンミニットとして2部リーグヒーロー復帰した。 バーナビー・ブルックスJr.Barnaby Brooks Jr.) 声 - 森田成一永吉ユカ少年時代スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目バンダイ(Crusade、及びBANDAI)、amazon.co.jp第6話より) 1作目に同じ 1作目に同じ バンダイ(BattleSpirits、及びBANDAI)XFLAGモンスターストライク(いずれもミクシィ)、TANITA ※2作目の「ダブルチェイサー パート1・パート2」のプレイスメントについては#用語を参照。 アポロンメディア所属の「スーパールーキー」。髪型長めのカールヘア。 一人称「僕」。他のヒーロー異なりヒーロー名は持たず意図的に本名素顔公表している。アポロンメディアへ移籍してきた虎徹とは、ヒーロー界初のコンビTIGER & BARNABYとして活動することになる。基本的に言葉遣い丁寧だが、常にクールな現実主義者当初の活動方針は「仕事としてのヒーロー」であり、自身スタンスとは異な虎徹を「おじさん」と呼んで軽蔑しコンビ本意ではないことを露わにしていたため、関係は最悪であったジェイクとの対決通じ虎徹認めて以降は「虎徹さん」と呼ぶようになり、彼の優しさ他者説くほど強い信頼を抱くようになったNEXT能力は、虎徹同じく「ハンドレッドパワー」(5ミニッツ100倍パワー)だが、後先考えず能力を使う虎徹異なりここぞという時慎重に選んで発動させている。パンチを得意とする虎徹とは対照的にキック技を得意としている。スーツ基本カラーは白と赤(インナースーツ由来する部分は黒)で、イメージカラーピンクまた、第22話第23話では黒と赤が基本カラー新しスーツ一時的に着用した第1話でも当初は黒と赤を基本カラーとする同じようスーツ(プロトタイプスーツ)で登場したが、細部異なる。マスク両脇長いのような部位があることと跳躍得意なことから、虎徹には「バニー」という愛称呼ばれている。本人当初この愛称嫌がっていたが、そのうち普通に返事するようになった。デビューシーズンでは総合第1位およびMVP獲得しセカンドシーズンではクォーターシーズン記録更新した身長は185cm。10月31日生まれ4歳の時、右手の甲にウロボロス刺青入れた男によって両親殺害されたため、犯人を見つけ出し復讐することを糧として生きながら、長年渡り唯一記憶残っていたウロボロス紋章手がかり犯人を捜していた。本名素顔公表しているのも、両親とその仇に対す思いからである。その真犯人マーベリックであることを知った際には激しく動揺しており、彼が逮捕され事件決着した時点一度ヒーロー辞めたが、虎徹復帰したことを契機ヒーロー界へ舞い戻る2作目 キャッチコピーが「スーパー貴公子」となる。 ブルーローズBlue Rose) / カリーナ・ライル(Karina Lyle) 声 - 寿美菜子 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目pepsi NEXSUNTORYpepsi 劇場版1に同じ Coolish(ロッテ) タイタンインダストリー所属するヒーロー界のスーパーアイドル」。一人称「私」。「私の氷はちょっぴりコールド、あなたの悪事を完全ホールド」が決め台詞同時に歌手としても活動しており、人気も高い。 NEXT能力は「氷を操る」こと。手のひらやフリージング・リキッド・ガンから氷を発射し自在に操る。敵の攻撃をかわす際に取る媚態入った行動は、「キューティー・エスケープ」と呼ばれている。スーツ基本カラーは青と水色のハイレグレオタード。キャラクター原案によると、バストはあまり大きくなくコスチューム半透明パーツ大きく見せている。身長161cm。 企業から女王様キャラ要望されているのでヒーロー時は高飛車な言動が多いが、普段明るく真面目ながら意地っ張りの面もある女子高生。危険の伴うヒーロー活動をする娘を心配しながらも支える父のエリック(声 - 仲野裕)と喜んで応援している母のクリスティーナ(声 - 亀井芳子と共に暮らしているが、学校の友人エミリー(声 - 角田紗里)とジェーン(声 - うえだ星子)には、ヒーローであることを隠している。 本来は歌手志望で、ヒーロー活動歌手デビュー条件としてスポンサーから提示されたもの。そのため、ヒーロー活動不本意に思っていた時期もあった。第4話虎徹悩み打ち明けてからは、その後事あるごとに惹かれていき、第9話では彼が子持ちであることを知ってショック受けたものの、第14話自身の恋を自覚するパイロットフィルム版では髪型、銃、コスチュームデザインが異なる。 ロックバイソン(Rock Bison) / アントニオ・ロペスAntonio Lopez) 声 - 楠大典 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目牛角 HYBRID太麺堂々(日清食品すき家 カラオケの鉄人鉄人化計画)Nozaki's(ノザキのコンビーフ川商フーズ)、BUFFALOYostar信州 油屋清右衛門山岸産業)、アイリスオーヤマ クロノスフーズ所属するヒーローキャッチコピーは「西海岸猛牛戦車」。その名の通り、牛をモチーフとした緑のスーツ着用している。NEXT能力は「肉体硬化」(頑強な皮膚)。動きが他ヒーローよりは鈍重な分、巨体持ち前パワー活かして活躍するが、ドジを踏むこともしばしばあるため、ランキングでは下位甘んじている。容姿能力反し性格には涙脆い一面存在する虎徹とは学生のころからの腐れ縁で、長年親友かつ良きライバルで、プライベートでも親交深く、よく飲み行っている。身長191cm。 1作目スポンサー務めた牛角は、放送終了後に関西圏関東圏店舗でコラボメニューを期間限定販売した。 スカイハイSky High) / キース・グッドマン(Keith Goodman) 声 - 井上剛 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目TAMASHII NATIONS(バンダイ)、USTREAM TAMASHII NATIONSMOVIXT-JOY 劇場版1に同じ PASSLOGY(パスロジ株式会社)TAMASHII NATIONSスギ薬局T-JOYMOVIX ポセイドンライン所属するヒーロー。ヒーローランキングのトップ君臨し老若男女絶大な人気を誇る「キング・オブ・ヒーロー」。トップの座をバーナビー譲り渡してからは、「風の魔術師」と呼ばれるうになる身長175cm。 NEXT能力は「風を操る」こと。スーツ基本カラーは白(銀色)と紫。頭部西洋甲冑のような顔面を覆うヘルメット状で、額からは1本の長い角状パーツ伸びている。顔面部分目鼻不明瞭無機的デザインだが、顎の部分に独特のくびれがあり、作中登場するポセイドンラインモノレール先頭車両にも類似する胴体ロングコート状のデザインになっており、背部装着したジェットパック能力の風で飛行することも可能だが、ジェットパックが無いまま能力使用した場合は、ただ自分浮遊するだけに留まっている。 毎日努力を怠らない真面目な好青年で、他のヒーローからの信頼も厚い。裏表が無い性格で、スーツ着ないときでもヒーローのように見栄を切ることがある思い込み強く決め台詞こだわったり、「ありがとう、そしてありがとう」のように同じ単語繰り返す癖があるが、そんな天然キャラであることも持ち味とされている。私生活では、ジョンという名前の大型犬飼っている。「HERO TV」の活動とは別に、夜は空から街を見回るパトロール日課にしている。 ドラゴンキッドDragon Kid) / ホァン・パオリン(黄 宝鈴 / Pao-Lin Huang) 声 - 伊瀬茉莉也 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目CalbeeDMM.com Calbee、DAM(第一興商劇場版1に同じ 一蘭じゃがりこ オデュッセウスコミュニケーション所属するヒーローキャッチコピーは「稲妻カンフーマスター」。 NEXT能力は「を操る」こと。自身格闘技電撃乗せた攻撃放つほか、肉体自体に耐電性を持つ。両端龍頭あしらった棍棒武器持ち大きな円盤左右にある髪飾りをつけて戦う。身長157cm。 ボーイッシュ性格をしており、一人称も「ボク」を使うボク少女で、女性らしい格好もあまり好まない。 本来は、幼少時から格闘技英才教育受けた明るく健気な女の子両親からの期待背負って故郷から送り出され未成年ということもあり、普段オデュッセウス社員ナターシャ(声 - 永吉ユカ)が両親代理として世話をしている。そのナターシャから成績申し分ない評されており、作中ドラゴンキッド登場直後ぐ犯逮捕に至る場面少なくなかった活動外のシーンではよく食事中の姿が描かれる折紙サイクロンおりがみサイクロン / Origami Cyclone) / イワン・カレリン(Ivan Karelin) 声 - 岡本信彦 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目.ANIME(バンダイビジュアル当時展開していた公式ショップ)※下記全て第14話より高須クリニックlivedoor、ナムキャラ応援団 BVC(「.ANIME」から改称)、minimini ナンジャタウンDMM.com大江戸温泉物語 namcoBANDAI 食玩バンダイ キャンディ事業部)、三幸製菓A-on STOREバンダイナムコアーツ公式ショップ)、ドン・キホーテお〜いお茶伊藤園)、OLFASunshine City ヘリペリデスファイナンス所属するヒーローヒーロー活動よりも、「HERO TV」の放送中にスポンサーロゴをアピールするために見切れて映ることに執念を燃やす「見切職人」。ヒーローランキングでは最下位にいることが多いが、隠れた人気獲得している。 NEXT能力は「擬態」。触れた相手姿形や声完璧にコピーできるが、外見だけで特殊能力まではコピーできない人間以外無機物にも擬態できる。NEXTとしての能力ヒーロー向きとは言えないものの、身体能力は非常に高い。ヒーロースーツは忍者モチーフで、顔面部分歌舞伎隈取風。身長170cm。 日本マニア忍者憧れている青年。NC1979年当時は、力士にも興味示している。自宅日本家屋風の部屋である。仕事の際は「ござる口調」でテンションが高いが、これは無理をしているためで、普段猫背気味の大人しく後ろ向きな性格ヒーローアカデミー出身で、バーナビーにとっては年下だが、先輩にあたる。ヒーロー向きではない自身能力内心コンプレックス抱えており、卑屈な面を見せることもあったが、様々な事件経て彼なりに成長していった。 ファイヤーエンブレムFire Emblem) / ネイサン・シーモア(Nathan Seymour) 声 - 津田健次郎 スポンサー/プレイスメント変遷 1作目劇場版1劇場版22作目FMV富士通animate第14話より) animateDomino's Pizza 劇場版1に同じ animateAqua ClaraATSUGI 自分オーナーであるヘリオスエナジー所属するヒーローキャッチコピーは「ブルジョワ直火焼き」。 NEXT能力は「火を操る」こと。掌から出す超高度の炎を自在に操ることができ、現在知られている炎を扱うNEXTの中では最高の能力を持つと評されている。スーツ基本カラーは赤。覆面レスラーさながらに口だけを露出した赤いマスクと、常に炎のように揺らめいて見え模様マント特徴出動時の移動手段として専用カスタムカーをよく使っており、高度な運転技術を持つ。 身長186cm。常にオネエ言葉話し男性ヒーロー陣に粉をかけたりする自称女子」の黒人男性で特にブルーローズドラゴンキッド良く行動を共にしているが、冷静さ失った激昂したりすると男口調出てしまう。その一方でThe Rising』では若い頃性同一性障害によって周囲から迫害され過去判明し、それがヒーローとなった以降トラウマとして残っている描写なされている。 ヒーローの中では、ワイルドタイガーやロックバイソンと並んで年長者世話焼きで気の回る性格のため、他のヒーロー相談に乗ることも多い。 Mr.レジェンド(Mr.Legend) 声 - 小杉十郎太HERO TV」の放送開始以前から活躍していた初代ヒーロー本名不明息子姓名ペトロフ)。歴代ヒーロー中でもトップクラス功績上げたが、ある日人々の前から忽然と姿を消した遺した功績シュテルンビルト賞賛され、各地建てられ銅像は現在も平和の象徴とされている。虎徹にとっては恩人でもあり、ヒーロー目指すきっかけにもなった。15年前にジェイク逮捕したことになっているNEXT能力虎徹バーナビー同じく「ハンドレッドパワー」(5ミニッツ100倍パワー)。銃弾弾き返して衝撃波犯罪者を倒す描写がある。コスチューム簡素で、顔は目の部分だけ覆い体形補正されずに下腹出ている。 公にはされていないが、晩年には能力減退起きて往年の力が出せなくなってしまっており、それを補うために、他のヒーロー犯人追い詰めさせ、確保する見せ場だけレジェンドがやるといった八百長に近い形でヒーロー活動記録更新していた。しかし、能力減退した自分と市民期待との狭間悩み酒に溺れ正義感あふれていた性格一変して荒んでしまい、さらには妻への家庭内暴力至り、それを止めようとした息子ユーリにも手を上げたため、彼の能力により殺害された。

※この「スーパーヒーロー(NEXT)」の解説は、「TIGER & BUNNY」の解説の一部です。
「スーパーヒーロー(NEXT)」を含む「TIGER & BUNNY」の記事については、「TIGER & BUNNY」の概要を参照ください。


スーパーヒーロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 06:29 UTC 版)

DCユニバース」の記事における「スーパーヒーロー」の解説

地球上超人多くは、危険な物質や力にさらされる超能力発揮するという、原因不明遺伝的特徴である「メタジーン(英語版)」にその力を借りている。また、魔法遺伝子操作(または突然変異)、バイオニクス後述)によって力を得ている者もいる。ほとんどのスーパーヒーローと一般人の間には大きなパワーギャップがある。また、人間ではないことで力を得ている人もいる(下記人種参照)。また、スーパーヒーローやスーパーヴィラン中には超人的な力を全く持っていないが(例えば、バットマンロビングリーン・アロースピーディ(DCコミックス)(英語版)など)、特殊な装備や、武術などの特殊技能を「人間可能性絶対的な限界まで」訓練することで、その効果発揮する者もいる。 人間コスチュームを身につけて犯罪立ち向かうようになったのは、1930年代のことである。最初のスーパーヒーローは、クリムゾン・アベンジャー(英語版)やザ・サンドマン(英語版)などのキャラクターだった。1940年11月には、初のスーパーヒーローチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ」が結成された。第二次世界大戦中アメリカ枢軸国から守るために、アメリカすべてのヒーローがオールスター・スクワドラン(英語版)として結束した。しかし、アドルフ・ヒトラー魔法(「聖槍」と「聖杯」)により、最強ヒーローたち枢軸国領土に入ることができず、スーパーヒーローたちが連合国領土防衛活動を行う一方でロック軍曹英語版のような普通の人間中心となって戦争攻撃部分を戦うことになった戦後JSA偏執狂的非米活動委員会圧力受けて解散したその後様々なタイプヒーロー活躍したが(主に「チャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン(英語版)」や「探偵チムプ(英語版)」などの非コスチューム系)、新世代のコスチュームヒーローが活躍したのはスーパーマン公然デビュー以降であったその後すぐにジャスティス・リーグ・オブ・アメリカが結成され地球上で最も優れたスーパーヒーロー・チームであり続けている。ほとんどのDCヒーローティーン・タイタンズなど)は、いずれか時点リーグ所属していたか、またはつながりがある。 一般的に、スーパーヒーローは全知全能に近い力を必要としない。さらに、メジャーなヒーロー宇宙存在には、明確な弱点がある。例えば、スーパーマン魔法クリプトナイト、赤い日差し弱くグリーン・ランタン当初、木や黄色が苦手だった(現在はほぼ克服されている)。また、バットマン超人的な力を持たず、鋭い知性絶え間ない訓練、そして特殊な技術でそれを補っている。 スーパーマンフラッシュなどのスーパーヒーローは、一般の人々受け入れられ賞賛されているが、一部人々は「超人」には消極的に対処しなければならない考えている。そこで、国境越えて犯罪立ち向かうスーパーヒーローを支援するために、「ドーム」と呼ばれる組織結成され、グローバル・ガーディアンズ(英語版)と呼ばれるスーパーヒーロー・グループがその主なエージェントとなった。しかし、国連支援受けていたドームは、より有名なジャスティス・リーグ最終的に負けてしまった。一般的にDCコミックは、『ウォッチメン』のプロッとやバットマンのように、1980年代から90年代前半にかけてダークユーモアのスタイルで、自分たちのチーム組織パロディ展開してきた。ドゥーム・パトロール英語版)やジャスティス・リーグ・インターナショナル(英語版のようなスーパーヒーロー・チームでは、作家たちは、力の強いエゴ人格支配するという独自のバージョンで、記号的なダーク・ユーモアのより繊細なアプローチをしていた。 しかし、アメリカ政府はもっと慎重な姿勢とっていた。第二次世界大戦中アメリカ政府は「プロジェクトM」を開始しクリーチャー・コマンドーズ英語版のような実験的な兵士作って戦争参加させた。これらの実験のほとんどは一般に秘密にされている。現在、政府DEO英語版)(デパートメント・オブ・エクストラノーマル・オペレーション)や、最近ではA.R.G.U.S.英語版)を通じて超人類似の存在対処している。非公式には、「チェックメイト英語版)」と呼ばれるコスチューム着た(しかし超人ではない)エージェント組織使っている。また、政府は「ブラック・オプス英語版)」のためにタスク・フォースX(「スーサイド・スクワッド」として知られる)を結成した。ほとんどのメンバーは、捕らえられスーパーヴィラン(つまり消耗品)であり、強く奨励」されて加入した(しばしば、極めて危険な任務生き延びた場合には恩赦与えられる)。 追いやられた人格は、しばしばDCUスーパーヴィラン世界追いやられる。彼らは通常強盗誘拐窃盗精通している。力の弱いヴィランは、並外れた複雑な計画立てるが、その単純な才能のために、バットマンのような無力なスーパーヒーローやブースター・ゴールド(英語版のような劣ったスーパーヒーローの注意を引くだけである。逮捕され場合、これらの悪役収容するのに十分な刑務所適している。より強力な悪役は、世界征服や(世間悪役仲間からの)普遍的な称賛など、より大きな目標に向かって挑戦する通常、より強力な敵は、銃弾電気毒物などでは簡単に殺せないため、ベルレーブ刑務所タスクフォースXの本部でもある)や、異次元宇宙空間など、最大級施設収監される。 スーパーヴィランも独自のグループ作ることがあるが、ほとんどのヴィランお互い信用していないので、短命に終わることが多い。このようなチーム多くは、カリスマ的恐ろしい犯罪者黒幕特定の目的のために結成したものであり、その例としてシークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ(英語版)があり、いくつかのバージョン存在する。ほとんどのヴィランチームは小規模で、セントラル・シティ英語版)やローグス (コミックス)(英語版)のように個人的に知り合い集まって結成されたり、その他の理由協力し合ったりしている(H.I.V.E.(英語版のような傭兵グループコブラ (DCコミックス)(英語版のような狂信的なカルト集団など)。

※この「スーパーヒーロー」の解説は、「DCユニバース」の解説の一部です。
「スーパーヒーロー」を含む「DCユニバース」の記事については、「DCユニバース」の概要を参照ください。

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