ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー
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ナビゲーションに移動 検索に移動ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)は、マーベルコミックスが出版する作品に登場する架空のスーパーヒーローチーム。設定が異なる以下の2組が存在する。
- ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー (1969年のチーム)
- 1969年にアーノルド・ドレイクとジーン・コーランによって創造されたチーム。通常のマーベル・ユニバースとは別世界であるアース691の31世紀で誕生した。
- ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー (2008年のチーム)
- 2008年にダン・アブネットとアンディ・ランニングによって創造されたチーム。『Annihilation: Conquest 』というストーリー展開の影響で誕生した。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画) - 2008年のチームを題材とした2014年の映画作品。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (サウンドトラック) - 上記映画のサウンドトラック。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (アニメ) - 2015年よりディズニーXDで放送中のアニメ。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (映画)」の記事における「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の解説
銀河で様々な犯罪を重ね、惑星“ザンダー”の“ノバ軍警察”に指名手配されていたお尋ね者5名で結成されたヒーローチーム。彼らはザンダーやキルン刑務所で出会って手を組み、“オーブ/パワー・ストーン”を狙うロナンとの戦いで1組のチームとして団結。ロナンらとの悪戦苦闘の末に、パワー・ストーンを奪還して、ロナンを撃破。事後は、「良いことも悪いことも両方やろう」と決めて新たな旅へと飛び立つ。 ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード 演 - クリス・プラット、日本語吹替 - 山寺宏一 “スター・ロード”<冒険野郎>と名乗って銀河中を飛び回るトレジャーハンター。少年時代の1988年に、ラヴェジャーズによって拉致され、その後リーダーのヨンドゥに育てられた。地球人の姿をしているが、実は正体不明のエイリアンと地球人のハーフ。 宇宙を滅ぼしかねない強力な力を持つパワー・ストーンが納められたオーブを手にしたことから、ロナンの企みに巻き込まれ、同時にその最中に出会ったガモーラやドラックスたちと行動を共にするようになり、灰汁が強い彼らと幾度となく揉めながらも、自分たちの人生を変えてみせようと説くなど確かなリーダーシップを発揮して、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成する。 キャラクターについてプラットは「彼は子供の頃に苦労し、現在は宇宙を駆け巡り、エイリアンの女の子と楽しみ、ゴロツキで少しマヌケで、これらの人々と協力することで自分自身のために高い目標を見つける」と説明し、またハン・ソロとマーティ・マクフライを混ぜ合わせたキャラクターであることを付け加えた。テレビシリーズ『Parks and Recreation』で太めのキャラクターであるアンディ・ドワイヤー(英語版)を演じていたことで知られていたプラットは当初この役を断っていた。プラットは『マネーボール』や『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャラクターを演じるために減量し、『スター・トレック』と『アバター』のオーディションに失敗した後はアクション映画で主演することを諦めていた。キャスティングディレクターのサラ・フィンはプラットをガンに提案したが、彼はこのアイデアを拒否した。それにもかかわらずフィンはプラットとガンの会合をセッティングし、その席でガンはプラットが適役であると確信した。プラットは『人生、サイコー!』のために再び太っていたが、プロデューサーのフェイグも納得させた。プラットはマーベルと複数の映画の契約を交わし、映画への参加のため『Parks and Recreation』への参加を一時休止する許可を得た。撮影の前にプラットは6ヶ月で60ポンド(27キロ)減量するために激しいダイエットとトレーニング療法を受けた。少年期のピーター・クイル 演 - ワイアット・オレフ、日本語吹替 - 西田光貴 詳細は「スター・ロード#MCU版」を参照 ガモーラ 演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 朴璐美 緑色の肌と、半分赤紫色のロングヘアーが特徴の“ゼホベレイ”で、銀河最大の支配者・サノスによって両親を殺され、彼の養女として訓練を施された暗殺者。クイルやロケットたちと、オーブを売り払って手にした大金を山分けしようと結託し、後にガーディアンズの一員となった。そしてロナンらとの戦いの中でクイルたちを徐々に本当の仲間と認めていく。 サルダナはCGIやパフォーマンスキャプチャよりもむしろメイクアップによってガモーラになったと述べた。サルダナは役柄について「私はジェームズ・ガンから緑色の人物を演じるように依頼されて驚いた。以前には(『アバター』で)青色をやった」と語った。さらにサルダナはガモーラを「戦士で、暗殺者で、とても強いが、彼女を救うことは、彼女を運命づけることができるものと同じだ。 彼女には正義感がある。彼女は非常に独善的な個人だ」と説明した。 ドラックス 演 - デイヴ・バウティスタ、日本語吹替 - 楠見尚己 “キルン刑務所”で最も恐ろしい囚人として周囲から畏怖されていた戦士。ロナンを倒すためガーディアンズの一員となり、クイルたちへの友情を深めていく。 バウティスタは「幸運なことに俺は生涯アスリートであったのですぐに適応することができた」ため、役のために特別な準備をしていないと述べた。バウティスタのメイクアップには4時間、除去には90分を要した。ドラックスの肌の色はハルクと視覚的に類似するのを避けるためにコミックの明るい緑色から濁った灰色に変更された。 グルート 演 - ヴィン・ディーゼル、日本語吹替 - 遠藤憲一 "タルニーア”出身 の“フローラ・コロッサス”である木のヒューマノイド。「私はグルート」としか喋れないが、親友のロケットのみは彼の意思を理解でき、周囲の人物に通訳している。ロケットと共に賞金稼ぎコンビとして宇宙を旅していたある日、ザンダーで賞金首となったクイルを捕獲しようと行動したことから、本作の一件に巻き込まれ、クイルたちとガーディアンズを組むことになる。 ディーゼルは当初マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3の映画に出演する話を持ちかけられていたが、後にグルートの声とモーションキャプチャを務めることになった。ディーゼルはまたいくつかの外国語版にもグルートの声を提供した。撮影現場ではクリスティアン・グッドレウスキがキャラクターを演じたが、最終的に作られたCGIには彼の演技は反映されなかった。キャラクターについてガンは「全てのガーディアンズは映画ではクソッタレ野郎として始まる。グルート以外は。彼は潔白だ。(中略)彼はロケットの人生に巻き込まれた」と説明した。ガンはまたグルートのデザインや動きを作るために「1年の大半」を費やしたことを付け加えた。また、グルートの台詞は「私はグルート(I am Groot)」のみであるが、これに関してガンは「ヴィン・ディーゼルだけに特別な脚本を用意しました。(中略)セリフの横にその場面での『アイ・アム・グルート(私はグルート)』が何を意味しているのかという翻訳のようなものを書いた脚本を用意したんですね。そしてそれを見ながら一緒にやっていったのですが、自分が予想していた以上に幅広い感情をたった3言で、彼は見事に表現してくれたと思います」と語った。 ロケット 原語 - ブラッドリー・クーパー、日本語吹替 - 加藤浩次〈極楽とんぼ〉 アライグマの姿をした、百戦錬磨の傭兵兼賞金稼ぎ。元は人間だったが、被験対象“89P13”として遺伝子改造され、現在の姿となった。グルートとは賞金稼ぎコンビを組む親友兼相棒である。グルートと同様の理由で本作の一件に巻き込まれ、紆余曲折の末にガーディアンズへと加入する。 ガンはキャラクターの正しい感触を得るために本物のアライグマと触れ、それが「カートゥーンキャラクターでない」と確信した。ロケットと他のガーディアンズの説明をする際にクーパーは「私はロケットはダイナミックだと思う。彼は『グッドフェローズ』のジョー・ペシのようなものだ」と説明した。ロケットの声はクーパーが務めたが、撮影現場ではジェームズ・ガンの弟のショーン・ガンがキャラクターのダブルを担った。ジェームズ・ガンはロケットを作り上げるためにクーパーの表情や手の動きを記録したと述べたが、映画ではショーンの演技も使われている。
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