意識の流れとは? わかりやすく解説

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いしき‐の‐ながれ【意識の流れ】

読み方:いしきのながれ

stream of consciousness米国心理学者W=ジェームズの用語で、とどまることなく絶え流動していく人間意識動きのこと。文学上では、人間心理解明する新しい鍵として、20世紀初頭の作家ジョイス・ウルフ・プルーストらの描写対象となった


意識の流れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/09 08:08 UTC 版)

意識の流れ(いしきのながれ、: Stream of consciousness)とは、米国心理学者ウィリアム・ジェイムズ1890年代に最初に用いた心理学の概念で、「人間の意識は静的な部分の配列によって成り立つものではなく、動的なイメージ観念が流れるように連なったものである」とする考え方のことである[1]


  1. ^ a b c d 「第三章 恋の墓標と〈美神〉の蘇生――自己確立へ 第一節 奇術師の嘆き『水晶幻想』」(森本・上 2014, pp. 263–272)
  2. ^ a b c d メベッド 2003
  3. ^ 英語版の題名 We'll go to the woods no more に基づき『もう森へなんか行かない』とも訳される
  4. ^ 平野謙『昭和文学史』筑摩書房 1963年 『1章第3節 新興芸術派の結成』
  5. ^ 伊藤整」(新潮 1970年1月号)。評論1 1982, pp. 635–644、一草一花 1991, pp. 205–214に所収
  6. ^ 中村真一郎「『変容』解説」(『変容』岩波文庫 1983年)


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