物語論とは? わかりやすく解説

物語論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 16:06 UTC 版)

物語論(ものがたりろん、ナラトロジー: narratology)は、物語語りの技術と構造について研究する学問分野である。


注釈

  1. ^ 「ミハイル・バフチン著作集」第4巻として北岡誠司訳『言語と文化の記号論:マルクス主義と言語の哲学』の題名で出たものと、単行本として桑野隆訳『マルクス主義と言語哲学:言語学における社会学的方法の基本的問題』がある。
  2. ^ 「メタ」という語の通常の意味とは反対のように感じられることはジュネット自身も気づいている。

出典

  1. ^ 青柳悦子「物語論〈ナラトロジー〉」、『現代文学理論:テクスト・読み・世界』。
  2. ^ 青柳悦子「物語の潜在構造」『現代文学理論:テクスト・読み・世界』新曜社、1996年。
  3. ^ 石原千秋他『読むための理論:文学…思想…批評』。
  4. ^ a b c d ジェラルド・プリンス『物語論辞典』。
  5. ^ a b チャトマン『小説と映画の修辞学』。
  6. ^ ブース『フィクションの修辞学』。
  7. ^ フィッシュ『このクラスにテクストはありますか』。
  8. ^ ジュネット『物語のディスクール』所引(訳書276頁)『失われた時を求めて』の一節。



物語論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 04:51 UTC 版)

映画評論」の記事における「物語論」の解説

1980年代以降映画学の中で、個々作品の意味作者監督)の意図スタイルとも関連付けながら、分析・解釈してゆく動き見られた。映画研究への物語論(ナラトロジー)の応用ポストモダニズム的な現代の文化状況における「イデオロギー装置としての映画研究が、必然的にそのような動きもたらしたと言えよう。主に英語圏行われたこれらの研究の成果は、日本の映画評論には十分に反映されていない一方で各国映画史的な研究評論家によって精力的に行われていた。映画史厳密な方法論要求しなかったからである。

※この「物語論」の解説は、「映画評論」の解説の一部です。
「物語論」を含む「映画評論」の記事については、「映画評論」の概要を参照ください。

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