てい【体/▽態】
なり【▽形/▽態】
読み方:なり
3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい—をする」「—ばかりを気にする」
㋐動詞の連用形に付いて、…するまま、…するとおり、などの意を表す。「人の言い—になる」
㋑名詞または形容詞の連体形に付いて、そのものにふさわしい、また、それに応じて、という意を表す。「弟—の考え」「狭ければ狭い—に住むしかない」
たい【態】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]わざ
身や心の構え。広く、ありさま。ようす。「態勢・態度/擬態・旧態・形態・姿態・事態・失態・実態・醜態・重態・状態・常態・酔態・世態・生態・媚態(びたい)・変態・容態」
[名のり]かた
たい【態】
読み方:たい
1 かたち。すがた。ありさま。てい。
2 《voice》文法で、動詞によって表される動作・作用の性質・あり方とその表現のしかたに関する範疇。能動態・受動態など。なお、完了態のように、相(aspect)の意味にも用いることがある。
ざま【▽様/▽態】
態
態(羅: genus)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:24 UTC 版)
「ラテン語の文法」の記事における「態(羅: genus)」の解説
能動態(羅: activum) 動詞が主語に示されるものの動作を表す。Servus vīnum ad villam portat. 奴隷はワインを館へ運ぶ。 受動態(羅: passivum) 動詞が主語に示されるものに対する動作を表す。Vīnum ad villam ā servō portātur. ワインは館へ奴隷によって運ばれる。
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態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 06:51 UTC 版)
ラングドック語は能動態、受動態、代名態の3つの態を持ち、受動態は助動詞èsser+過去分詞の形で表される。また、動詞が一つの文において、同一人称の二つの代名詞と共に活用するときは代名態である。
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態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 01:47 UTC 版)
「古代ギリシア語の文法」の記事における「態」の解説
古代ギリシア語には能動態・受動態・中動態の3つの態がある。 能動態 (active voice):現在時制の1人称単数で語尾が -ω (-ō) か -μι (-mi) となる。例:κελεύω(keleúō 「私は命令する」、"I order")、εἰμί(eimí 「私は~である」、"I am")。 受動態 (passive voice):現在時制の1人称単数が -ομαι (-omai) か -μαι (-mai) となる。例:κελεύομαι(keleúomai 「私は命令された」、"I am ordered (by someone)")。行為が誰か(何か)によってなされることを表す(行為者が明示されないこともある)。 中動態 (middle voice):現在時制の1人称単数が -ομαι (-omai) となるが、受動の意味はなく、「自分自身に対して行う行為」や「自分の利益のために行う行為」を表す。例:λούομαι(loúomai 「私は体を洗う」、"I get washed")、ἵσταμαι(hístamai 「私は立ち上がる」、"I stand")、παύομαι(paúomai「私は立ち止まる」、"I stop")。動詞によっては、複数の人・物が相互に行為を及ぼし合う意味にもなる。例:μάχομαι(mákhomai 「私は戦う」、"I fight")。 能動態を持たない動詞(中動態のみの動詞)もあり、「異態動詞」(Deponent verb)と呼ばれる。例:γίγνομαι(gígnomai 「私は~になる」、"I become")、δέχομαι(dékhomai 「私は受け取る」、"I receive") 中動態と受動態はアオリストと未来以外は同じ語形となる。
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態(ヴォイス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:40 UTC 版)
態(ヴォイス)には受動態、使役態、可能態、自発態などがある。
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態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 09:42 UTC 版)
語り手(および聞き手)に関すること、より具体的には、語り手と物語内容との関係、語り手と物語言説との関係を扱う領域である。
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態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 11:47 UTC 版)
アンナ・シェヴィェルスカは Lynch (1982:116–122) を根拠に、アネイチュム語には受動態は存在しないものとしている。
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態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:16 UTC 版)
英語の態は能動態と受動態があり、能動態においては動詞によって表される状態・動作を主語が行うことを表す。一方受動態は、主語が何らかの動作を「されている」ことを表す。受動態は「助動詞 be + 過去分詞」で表現され、その場合の真の動作主は by で導かれる前置詞句によって表される。ただし、他動詞に限定され、能動態において目的語を取らない自動詞は受動態にできない。また、助動詞 be を過去形 was, were にすることにより、受動態の時制を表現することが可能である。 「能動態」の例:He built the dog house.「彼は犬小屋を造った。」 「受動態」の例:The dog house was built. 「犬小屋が造られた。」 これらの法・時制・相を組み合わせて複雑な時間軸・動作の表現をすることも論理上可能になる。 例:He would say that the building had been being built.「彼は言っただろう、その建物は建設中であったと。」
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態
出典:『Wiktionary』 (2021/07/26 10:02 UTC 版)
発音(?)
名詞
- (タイ)《言語学》動詞がほぼ同じ事態内容を表す2つ以上の異なる構文に現れ、そのうち無標の構文の主要項と異なる名詞句が、有標の構文における主要項となっているとき、各構文の動詞が属するそれぞれの文法的範疇。ただし、主要項とは、対格言語においては主格項、能格言語においては絶対格項である。典型的には、能動態と受動態、能格態と逆受動態の対立であり、周辺的には、適用態、使役態、可能態、間接受動態、再帰態、相互態などを含む。ボイス。
- (タイ)《言語学》時間的過程に関わる動詞のさまざまな動作性を区分した文法的範疇。進行態、完了態など。アスペクト。現代では相を用いることが多い。
翻訳
語義1:
熟語
態
態 |
「態」の例文・使い方・用例・文例
- きざな態度
- きびきびした態度
- 彼はいばった態度など一度も見せたことのない人だった
- スタジアムを厳重警戒態勢下に置く
- 患者の容態は一晩のうちに変わった
- 動物の生態;【集合】動物
- 不自然な態度
- 君はこのグループのリーダーとして断固たる態度をとるべきだ
- 自信に満ちた態度
- 丁重な態度
- 彼は私たちに親しげな態度をとった
- 私の国では経済はまだひどい状態だ
- 選挙の結果は今どうなるかわからない状態にある
- 我が国の経済はひどい状態にある
- 気品のある態度の人
- 彼の態度は騎士らしからぬものだった
- 同僚への彼の態度はちょっと横柄だ
- 彼女の粗野な態度に耐えられない
- 彼はいちばんよい状態でも快活ではないが,雨が降るとひどく不機嫌になる
- 彼女は彼の妙な態度にとまどいを感じた
態と同じ種類の言葉
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