物語詩とは? わかりやすく解説

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物語詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 13:39 UTC 版)

物語詩(ものがたりうた、ものがたりし、英語Narrative poetry)は、物語を語るのこと。長さは短いものも長いものもあり、内容も単純なものもあれば複雑なものもある。通常、劇的ではなく、客観的な詩形と規則的な押韻の配置と韻律を持っている[1]。物語詩には叙事詩バラッドアイディルが含まれる。


  1. ^ Michael Meyer, The Bedford Introduction to Literature, Bedford/St. Martin's, 2005, p2134.
  2. ^ en:David C. Rubin, Memory in Oral Traditions. The Cognitive Psychology of Epic, Ballads, and Counting-out Rhymes. (Oxford University Press, 1995)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:34 UTC 版)

「詩」の記事における「物語詩」の解説

詳細は「物語詩」を参照 物語詩は物語を語る詩のジャンルである。広義には叙事詩も物語詩に含まれるが、「物語詩」という用語はより小さな概してより人間的興味訴えるような作品用いられることが多い。 物語詩は最も古い詩の種類であったかもしれない多くホメロス研究者は、『イーリアス』『オデュッセイア』一晩娯楽により適している個別エピソードに関する短い物語詩の編集コンピレーション)により構成されたものである結論している。多くの物語詩――スコットランド人イングランド人バラッドスラヴ人英雄詩など――は文字使用以前口承起源を持つ実演詩 (en:performance poetry) である。メーター頭韻法ケニングなどの詩を散文区別する要素いくつかはかつて伝統的な物語暗唱する吟遊詩人たちの記憶術として機能していたのではないか推測されている。 主要な物語詩人としては、オウィディウスダンテ・アリギエーリ、ファン・ルイス、ジェフリー・チョーサーウィリアム・ラングランドルイス・デ・カモンイスウィリアム・シェイクスピアアレキサンダー・ポープロバート・バーンズ、フェルナンド・デ・ロハス、アダム・ミツキェヴィチアレクサンドル・プーシキンエドガー・アラン・ポーアルフレッド・テニスンなどがいる。

※この「物語詩」の解説は、「詩」の解説の一部です。
「物語詩」を含む「詩」の記事については、「詩」の概要を参照ください。

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