主要な物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 00:35 UTC 版)
極北の帝国の紋章の下に煌く千本の剣の輝き三部作からなるサガである。強大なる力を秘める《メラの水晶》の所持権を巡り極北のアズーラ・カイ神殿にて行われる、偉大なるハイパーボリアの王と混沌の闇の君主アングサール(Lord Angsaar)との決戦を描く。王の振う剣は《影の剣》と呼ばれ、その剣の内部には、遥か太古にアングサールを打ち破ったウルティマ=トゥーレの不死身の神の生命のエキスが宿っている。Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thule(Pt. I)、Battle Magic(Pt. II)、Atlantis Ascendant(Pt. III)に収録。 〈黒曜石の王冠〉サガ〈帝国〉とヴィルゴシア王国の大戦を物語る。〈帝国〉の皇帝クールド(Koord)は、かつて《影の王》が額に抱いていた《黒曜石冠》の魔力を用い、ヴィルゴシア難攻不落の城塞都市グル=コトースの突破を狙う。Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thule、Chthonic Chroniclesに収録。 戦士王ケイレン=トーの戦い北方の全部族を統べる戦士王ケイレン=トー(Caylen-Tor)と、ミトス=クゥンの魔女王ズィラシャナ(Zyrashana)の軍勢との戦いを描く英雄叙事詩。ケイレン=トーは自らの部族を、圧倒的な力を持つミトス=クゥンの軍勢との戦いまで導かねばならない。その運命的な決戦は《黒兜谷》で行われた。Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thuleに収録。 〈至天秘録〉を求める邪悪な半神ズゥラの探索行邪悪な半神ズゥラ(Zurra)の銀河における物語。彼は先カンブリア時代の誤った遺伝子実験の際誕生し、月面“雨の海”に投獄されたが、再び自由を得て《至天秘録》の欠片を探すため旅立つ。ズゥラは黒き月カリストへと旅し、ズクスルスの軍勢と出会う。探索は、彼の先祖的なクローンであるズラントゥス(Zuranthus)とプライム・ボイジャー(Prime Voyager)に妨害されるも、最後には古代のムーを完膚なきまでに滅ぼした。Power Cosmicに収録。 〈ダーケンホールド〉の森の王の年代記神秘的なアン・ラユースの印により異教徒から守護され、神秘的な君主、森の王(Forest King)が治める〈ダーケンホールドの森〉の幾つかの物語。主に自然的な寓話であり、森のサガは領域内を侵そうとする東方諸国からの侵略的な要素も含む。そしてアルビオンを全ての異教徒から守ったドラコニスの大地(Draconis Albionensis)と伝説的なドラゴン騎兵団の物語へと結びつく。Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thule、Power Cosmic、Atlantis Ascendantに収録。 〈星門〉の守護者これらの星間宇宙の歩哨は、ズクスルスの領域と地球の次元局面の間にある入口の永遠の守護者達である。ズクスルス(Z'xulth)を筆頭とするこの半神の集合体は、力を得んとする幾多の志望者によって絶えず呼び出される。その他の守護者には、最も人気の高いクルオック(Kur'oc)、グゥル=コォル(Gul-Kor)の2人、そしてカ=ク=ラ(Ka-Kur-Ra)がいる。Starfire Burning Upon The Ice-Veiled Throne Of Ultima Thule、Battle Magic、Power Cosmic、Atlantis Ascendant、Chthonic Chroniclesに収録。 カレブ・ブラックスローン三世教授の日記人類の起源の本質と失われた古代文明の伝承、そしてその証拠を探し出すことに人生を奉げた19世紀イギリスの考古学者、カレブ・ブラックスローン三世教授の功績と冒険が語られる。Atlantis Ascendan」、Chthonic Chroniclesに収録。 なお、バイロンの物語の大半は既に短編やコミックとして広がっている(バイロンが物語を描き、幻想作家マーティン・ハンフォードがコミック化)。公式の用語集には、壮大な詞世界での出来事をA-Zにまで区分けして記してある。
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