七王国の内乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:49 UTC 版)
第一のストーリーは、七王国自体を舞台とし、ロバート王の死後に始まる〈鉄の玉座〉を巡っての多面的な戦いを記録するものである。玉座は母の出身家である強大なラニスター家に支持された、王の息子ジョフリーに継承される。しかしながら、ロバート王の〈王の手〉であるエダード・スターク公はロバート王の子らが血統の正当性を欠くため、バラシオン3兄弟の次男であるスタニス(スタンニス)に玉座が渡るべきであることに気づく。カリスマ性をもち人気のある末弟のレンリーは長幼の順を無視して、強大なタイレル家(ティレル家)の支持の下で玉座を要求する。玉座の要求者たちが戦う間に、北部人とリヴァーランドの同盟は自治を取り戻すことを求め、エダード・スタークの世継ぎであるロブ・スタークが〈北の王〉であることを宣言する。同様に、ベイロン(バロン)・グレイジョイもまた独立を図り、自領である鉄諸島の古の玉座を主張する。いわゆる〈五王の戦い〉が最初の三部の主要な物語の筋である。
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