ライブパフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:37 UTC 版)
「人間椅子 (バンド)」の記事における「ライブパフォーマンス」の解説
ライブでは、開場から開演までの間、メンバーが選曲した他のバンドの曲などが流れる。開演時には自作のSE(2011年頃までは和嶋が10代の頃に作ったSE、2018年頃まで「此岸御詠歌」というオリジナル曲(『萬燈籠』収録)、2019年からは「新青年まえがき」(『新青年』収録))が流され、舞台下手からメンバーが登場する。 現在のライブでの使用楽器は、和嶋はギブソンSGや自身のシグネイチャーモデル「冥王~Pluto」をメインに使用。自作のエフェクターを多用する。友人に作成してもらったオリジナルの琵琶ギター、楽曲によってはギブソン・EDS-1275やテルミンを使用することもある。またボウイング奏法を試みるため、弓 を使うこともある。鈴木はB.C.リッチ イーグルを使用しており、デビュー当時使用していたリッケンバッカーは、2010年頃一時使用していたがその後見かけなくなった。その後、自身の老化を考慮してフェンダー・プレシジョンベースを導入している。 MCは基本的に、和嶋と鈴木がチューニングをしながら会話し、そこに時折ナカジマが加わるスタイルで行われる。会話の流れやふと弾いたリフから、彼らの愛好するハードロック等のカヴァーになだれ込むこともまれにある。MCの内容は、鈴木による「こんばんは人間椅子です」の言葉に始まり、雨の中(または平日に)来場したファンへの気遣いの言葉(主に鈴木による)、和嶋と鈴木の褒め合い、弘前ねぷた事情、和嶋のオカルト体験談、鈴木の体重についての話、ナカジマの趣味であるダム巡り等、多岐に渡る。 ナカジマはMCで「イエーイ!」を連発、大きな声を活かしてマイク無しでMCを行ったり、半裸で演奏を行うなどのステージングをこなす。ちなみに、バスドラのフロントに書かれた絵や文字はナカジマ自身の手によるもの。 鈴木は1回のライブ中に数回ピック(黒のオムスビ形で、人間椅子ロゴと鬼火が描かれているものなどを使用)を客席に投げるが、和嶋(グレコのオムスビ形、白地に黒字で人間椅子のロゴ入り)は基本的に投げず、アンコール後退場する際に、近くにいるファンにそっと手渡されることが多い。ナカジマもまれにドラムスティックを客席に投げ入れることがある。 アンコールでは、メンバーがツアーTシャツを着て現れることが多い。頭に人間椅子手ぬぐいを巻いていることも。特筆すべきは鈴木の演出だが、その模様はライブDVD『疾風怒濤』にも収録されている。メンバー同士で楽器パートの交換をして演奏することもある。 ライブの物販では、Tシャツの他、手ぬぐい、お札、CD(購入するとサイン色紙がもらえることも)などが販売されている。
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