描かれているもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:10 UTC 版)
「アメリカ合衆国旧陸軍省」の記事における「描かれているもの」の解説
中央にローマの様式の胴鎧 (cuirass) が置かれ、上に向けられた抜き身の剣が立てられている。胴鎧の首の開口部分に柄頭が固定されている。フリジア帽が剣の先に固定されている。これらは、左側のエスポントン(ハーフパイクの一種。指揮杖を兼ね、主に下士官・士官が使用)と右側の銃剣付きのマスケット銃に挟まれており、胴鎧の後ろでX状に交差し、剣を固定している。胴鎧とエスポントンの左は、旗竿の頭に総のある飾り紐が付いた出処の分からない旗がある。この旗は胴鎧の後ろに砲口を斜め上に向けたカノン砲の砲身がある。旗の縁は上を覆うようにドラムの上に載っており、ドラムスティック2本がある。その下、カノン砲の砲身の正面にカノン砲の砲弾が3つある。胴鎧とマスケット銃の右には、旗竿の頭に総のある飾り紐が付いた独立戦争時代の国旗がある。同様に砲架上の迫撃砲が描かれ、内側の方向を向けることで、その下側部分を省略している。迫撃砲の下には2つの迫撃砲用の砲弾がある。中央部のフリジア帽の上にはガラガラヘビが "This We'll Defend"(これを我らは守る)と書かれた巻物を加えており、胴鎧の下にはローマ数字で "MDCCLXXVIII" (1778年)と書かれている。 現行のアメリカ合衆国陸軍省の紋章では、大陸13植民地軍の結成、もしくはその直前にレキシントン・コンコードの戦いをもって開戦したアメリカ独立戦争勃発の年である1775年が刻まれており、表記もローマ数字からアラビア数字(算用数字)に改められている。また左右の旗の位置が入れ替えられた。
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