モノローグ
モノローグとは、映画や演劇などにおける演出手法で、登場人物が誰に向けて話すでもなく、自らの心境などを吐露すること。または、終始そのような心境の吐露だけで構成された劇(ひとり芝居)や小説の形式。
モノローグは、簡単に言えば登場人物の心のつぶやきである。声に出さないため他の登場人物には聞こえず、第四の壁を隔てた観客にのみ届く。劇中の世界を超え出た、いわゆるメタ的な演出手法である。観客はモノローグによって登場人物の内心を、たとえば過去の記憶や行動と一致しない心の機微などを伺い知ることができる。
モノローグと同様のメタ的な演出としては「ナレーション」も挙げられる。ナレーションは登場人物ではない視点から状況を解説する立場であり、使いすぎると興を削ぐが、中だるみしそうな箇所を端折ったり結末を切り上げたりする際には使い勝手がよい。
モノローグの語源はギリシア語の monologos である。mono(単一の)logos(語り)という意味。なお、相手がいる「対話」は dialogue(ダイアログ)という。
モノローグ
モノローグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 00:36 UTC 版)
「From DROPOUT」の記事における「モノローグ」の解説
イントロの長さ、楽曲の構成、サビに入るときのギミックなど、ドラマ主題歌ってどうあるべきなんだろうということを吟味しながら制作された楽曲。歌詞に注目すると、聴いてくれる人が共感できる要素もあるのではないかと語る。
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モノローグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 03:29 UTC 版)
渋谷は、モノローグを広めている。 モノローグとは、1人の俳優のみで演じられる劇。演劇や映画などにおいて一人で喋る台詞、いわゆる一人芝居のことである。 モノローグは、CGやカメラの前での演技など、対象が目の前にいないケースでの演技を養うためのツールとして、世界的には、俳優が基礎として学ぶべきものであり、俳優ならできて当たり前のものとされている。オーディションなどで持ち前のモノローグを演ずるよう求められることもよくある。また、複数の役者を必要とせず、俳優が自分一人でも演技の訓練ができるテキストとして、欧米諸国では数多くのモノローグ本が出版され活用されている。 渋谷は、帰国後、日本でモノローグがほとんど普及していない状況を目の当たりにし、日本の俳優の演技レベルをあげるためにも、日本の映画界・演劇界にモノローグを浸透させることを決意。モノローグの執筆や、モノローグの生配信番組やセミナーを主宰するなどの活動を展開している。
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