機微とは?

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き び [1] 【機微】

表面からは知りにくい微妙な心の動き物事の趣。 「人情の-に触れる」 「人生の-」
[句項目] 機微をうがつ


機微

読み方:きび

機微とは、表面上は分かりにくい人の心の微細動き物事移り変わりのことである。

「機微」の≪機≫の字は「機知」のように心の動き指したり、「心機」のように事の移ろい・趣を指したりする意味がある。「機微」の≪微≫の字は「微細」のように非常に小さいことを指したり、「微妙」のようにはっきりしないことを指したりする意味がある。このことから、「機微」は「心や物事の非常に小さな変化働き」を表す言葉であることがわかる。

「機微に触れる」は人の心の微妙な動き感じることである。「人情の機微に触れる」という表現で「さりげない親切心感じる」という意味合いでも使用できるが、「そのことは彼女の機微に触れ話題だ」といった用法で「軽々しく話題にして粗雑に扱うべきでない、彼女にとって繊細問題」といった意味合いでも用いられる。

機微をうがつ穿つ)」は、人の本質や微妙な心理状態を的確に表現するといった意味合いで用いられる。「機微に聡い」は、人の感情物事変化些細な変化感じることに長けているといった意味合いで用いられる。「機微を捉える」は、物事移り変わることを敏感察知するといった意味合いで用いられる。「機微」の複合語である「機微情報」は、センシティブデリケート個人情報を指す。


「機微」がセンシティブ心理微細物事動きを表しているのに対し、「隠微」は「表には表れず非常に分かりにくい確実に存在している」といったニュアンスを伴う。「隠微」の対義語は「顕著」である。



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