第四の壁とは? わかりやすく解説

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だいよん‐の‐かべ【第四の壁】

読み方:だいよんのかべ

演劇で、舞台観客席の間を隔て架空の壁。舞台上の虚構出来事と、観客のいる現実世界切り離されていることを表す概念だいしのかべ


第四の壁

読み方だいしのかべだいよんのかべ
別名:第4の壁
【英】fourth wall

第四の壁とは、演劇など作品において、その舞台となっている世界と、その世界登場人物鑑賞する者(観客)との間に、暗に想定されている隔絶のことである。いわば虚構現実境界である。

第四の壁は原則的に観客作品世界観るという形でのみ機能する作品世界舞台)の登場人物は、第四の壁の存在認識しない。この基本的構図逆手に取って破り作品世界鑑賞者の存在意識した発言メタ発言)をしたり、鑑賞者を見据えた話しかけたりする演出試みられることもある。こうした演出は「第四の壁を破る」と表現される

第四の壁を破る演出は、作中登場人物が自らの世界虚構知っていること示唆するものであり、不用意に行うと作品世界崩壊させかねない危険を伴うが、効果的に演出できると、登場人物存在リアルに感じたり、観客登場人物との心理的距離を縮めたり、作品世界への没入感高めたりといった効果期待できる


第四の壁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 13:59 UTC 版)

第四の壁(だいしのかべ、だいよんのかべ、: fourth wall)は、舞台と客席を分ける一線のこと。プロセニアム・アーチ付きの舞台の正面に築かれた、想像上の見えない壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念である。


  1. ^ "Film view: sex can spoil the scene;" (review). Canby, Vincent. New York Times. (Late Edition (East Coast)). New York, N.Y.: Jun 28, 1987. pg. A.17 . ProQuest ISSN 0362-4331 ProQuest document ID: 956621781 (subscription). retrieved July 3, 2007
  2. ^ ブレヒト「現代の演劇は叙事詩的演劇だ」『今日の世界は演劇によって再現できるか ブレヒト演劇論集』千田是也編訳、白水社 1996年新装版
  3. ^ ブレヒト「中国の俳優術の異化的効果」『今日の世界は演劇によって再現できるか ブレヒト演劇論集』、田中徳一『ドイツの歌舞伎とブレヒト劇』えにし書房、2015年
  4. ^ Quotes from "Horse Feathers" - IMDb
  5. ^ Duck Soup quotes ... Movie Quotes Database”. www.moviequotedb.com. 2023年11月8日閲覧。 “Mrs. Teasdale: The future of Freedonia rests on you. Promise me you will follow in the footsteps of my husband. Firefly: (to audience) How do you like that? I haven't been on the job five minutes and already she's making advances to me.”
  6. ^ Film, in. “Charlie Chaplin’s Final Speech in The Great Dictator: A Statement Against Greed, Hate, Intolerance & Fascism (1940) | Open Culture” (英語). 2023年11月8日閲覧。
  7. ^ てれびのスキマの温故知新〜テレビの偉人たちに学ぶ〜「佐々木守」篇|VR Digest plus メディアとビジネスのミライを見つめる。 | ビデオリサーチ
  8. ^ 第3回 「新房昭之×シャフト」を探る(3): バンダイチャンネルからのお知らせ


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第四の壁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:16 UTC 版)

古畑任三郎」の記事における「第四の壁」の解説

前述のようにエラリー・クイーンよろしく、解決編前に背景暗転古畑視聴者に「挑戦」するのが定形となっている。その際他の登場人物暗転下に置かれる。但し、この暗転時に一度だけ居合わせた人物割り込んでくる事があった。

※この「第四の壁」の解説は、「古畑任三郎」の解説の一部です。
「第四の壁」を含む「古畑任三郎」の記事については、「古畑任三郎」の概要を参照ください。

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