山上憶良とは? わかりやすく解説

やまのうえ‐の‐おくら〔やまのうへ‐〕【山上憶良】

読み方:やまのうえのおくら

660733ころ]奈良前期官人歌人大宝2年702渡唐し、帰国後、伯耆守(ほうきのかみ)・東宮侍講筑前守歴任思想性社会性をもつ歌を詠んだ万葉集長歌短歌旋頭歌(せどうか)・漢詩文がある。歌集類聚歌林」の編者。作「貧窮問答歌」「子等思ふ歌」など。


山上憶良

作者佐藤春夫

収載図書定本 佐藤春夫全集 第13巻 創作
出版社臨川書店
刊行年月2000.1


山上憶良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 08:27 UTC 版)

山上 憶良(やまのうえの おくら)は、奈良時代初期の貴族歌人。名は山於 億良とも記される。官位従五位下筑前守


注釈

  1. ^ 釈迦如来、金口に正に説きたまわく、衆生を等しなみに思ふこと、羅睺羅の如し。又説きたまわく、美しみは子に過ぎたるは無しとのたまへり。至極の大き聖すれ、尚し子を美しむ心あり。況むや、世の中の蒼生、誰か子を美しまざむ。」という序が添えられている。
  2. ^ 前歌(「瓜食めば……」)に対する反歌
  3. ^ 『日本書紀』天武天皇15年5月9日条では「億仁」とする。

出典

  1. ^ 新撰姓氏録』 右京皇別。「和邇系図」(『姓氏家系大辞典』所収)
  2. ^ a b c 『日本古代氏族事典』 p.470
  3. ^ 『姓氏家系大辞典』 p.6265
  4. ^ 森公章「遣唐使と唐文化の移入」『遣唐使と古代日本の対外政策』吉川弘文館、2008年。 
  5. ^ 『万葉集』巻5-897
  6. ^ 『万葉集』巻6-978
  7. ^ 『勅撰作者部類』
  8. ^ “大和神社_万葉歌碑「好去好来」”. http://ooyamatohp.net/kokikorai.html 2021年11月12日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f g h i j k l 佐佐木信綱編『新訂 新訓 万葉集 上巻・下巻』岩波文庫、1927年(1954年 改版)
  10. ^ 新古今和歌集では「はや日の本へ」
  11. ^ 新元号“令和”の出典となった万葉集の部分を見たい。”. レファレンス協同データベース. 国立国会図書館 (2019年4月1日). 2019年5月16日閲覧。
  12. ^ a b 『朝日日本歴史人物事典』
  13. ^ 『山上憶良』河出書房新社、1973年、23-45頁。 
  14. ^ 小川靖彦 著「山上憶良」、西沢正史 & 徳田武 編『日本古典文学研究史大事典』勉誠社、1997年。 


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