鏡山に関する歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 08:45 UTC 版)
鏡山(佐用姫(佐用比売)伝説)に関する歌。 松浦縣佐用比売の子が領巾振りし山の名のみや聞きつつ居らむ(山上憶良 巻5・868) 遠つ人松浦佐用比売夫恋に領巾振りしより負へる山の名(大伴旅人 巻5・871) 山の名と言ひ継げとかも佐用比売がこの山の上に領巾を振りけむ(大伴旅人 巻5・872) 万代に語り継げとしこの嶽に領巾振りけらし松浦佐用比売(大伴旅人 巻5・873) 海原の沖行く船を帰れとか領巾振らしけむ松浦佐用比売(山上憶良 巻5・874) 行く船を振り留みかね如何ばかり恋しくありけむ松浦佐用比売(山上憶良 巻5・875) 音に聞き目にはいまだ見ず佐用比売が領巾振りきとふ君松浦山(三島王 巻5・883)
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