カバネとは? わかりやすく解説

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かばね【姓】

読み方:かばね

上代、氏(うじ)を尊んだ称。氏そのもの、または朝臣(あそみ)・宿禰(すくね)など、氏の下に付けてよぶものをいうまた、両者あわせたものをも「かばね」とよぶ。狭義には、朝臣宿禰などのことをさす。古代の「かばね」には、臣(おみ)・連(むらじ)・造(みやつこ)・君(きみ)・直(あたえ)など数十種あり、氏の出自よるものと、氏の職業与えられたものとがある。

天武天皇13年684)の八色(やくさ)の制で定められたもの。真人(まひと)・朝臣宿禰忌寸(いみき)・道師(みちのし)・臣(おみ)・連(むらじ)・稲置(いなぎ)の「かばね」を諸臣与えて氏族身分秩序確立しようしたもの


かばね【×屍/×尸】

読み方:かばね

死体また、死体の骨。しかばねなきがら。「—を葬る

海行かば水浸(みづ)く—」〈四〇九四〉

尸冠(しかばねかんむり)」の異称


読み方:カバネ(kabane)

古代豪族用いた世襲称号


カバネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 05:42 UTC 版)

カバネ(姓)は、古代日本のヤマト王権において、治天下大王(あめのしたしろしめすおおきみ(天皇))から有力な(ウジ、ウヂ、氏族)に与えられた、その氏の位階・体裁・性格を示す称号である。社会的な位置づけは時代と共に変化しつつもカバネは使用され続けたが、近代に入って終焉を迎えた。日本国内の公文書において公的に姓(カバネ)が存在し得たのは、1871年(明治4年)の「公用文書ニ姓尸ヲ除キ苗字実名ノミヲ用フ(姓尸不称令 せいしふしょうれい)」による規制までである。




「カバネ」の続きの解説一覧

カバネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 17:03 UTC 版)

甲鉄城のカバネリ」の記事における「カバネ」の解説

不死怪物生前よりも身体能力強化されている。人間対し吸血行動取り一定時間噛み付けば相手絶命していなくても次の標的に向かう。身体に付けられた傷はすぐに塞がり頭部破壊されても活動続ける。倒すには心臓破壊する必要があり、破壊しない限り人間の血を求めて生き続ける。心臓は「心臓被膜」と呼ばれる金属の様な組織覆われており、刀や通常の銃弾では貫通困難であり、破壊には高度な技術求められる。カバネに傷を負わされた場合大半人間出血多量一時的に死亡(凝死)するが、一定時間が経つと心臓発光しカバネとしてる。また、死亡しなかった人間でも3日程度潜伏期間経過した後に凝死を経てカバネとなる。

※この「カバネ」の解説は、「甲鉄城のカバネリ」の解説の一部です。
「カバネ」を含む「甲鉄城のカバネリ」の記事については、「甲鉄城のカバネリ」の概要を参照ください。

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