氏とは? わかりやすく解説

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うじ〔うぢ〕【氏】

読み方:うじ

【一】[名]

その家に代々引き継がれる、家の名。家系の名称。姓。

家柄家系

古代社会における同族集団氏の上(かみ)と氏人主な構成要員とし、部民(べみん)や奴婢(ぬひ)を隷属させる場合が多い。氏の名は朝廷での職掌居住地の名により、多く地位に応じて姓(かばね)を有した

【二】接尾名字に付けて敬意を表す。現在は一般に「し(氏)」を用いる。「吉田—」


し【氏】

読み方:し

[音](漢) [訓]うじ

学習漢字4年

[一]〈シ〉

血統同じくする集団。うじ。「氏族氏名姓氏平氏李氏(りし)」

姓名添えて敬意を表す語。「某氏山田氏

敬意をもって人を指す語。「各氏諸氏両氏

[二]〈うじ〉「氏神氏名(うじな)」

名のり]え

難読杜氏(とうじ)


し【氏】

読み方:し

【一】[名]

同一血族系統。うじ。

話し手相手以外の第三者代名詞的用いる。「—は静養中」

【二】接尾

氏名に付けて敬意を表す主として男子用いる。「佐藤—は欠席

氏族姓氏に付けて、その氏族出身であることを表す。「藤原—」

助数詞敬意をこめて人数を表すのに用いる。「三—の御執筆」


読み方:ウジ(uji)

血縁関係によって結ばれた同族集団


読み方
うじ
はまうじ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 07:43 UTC 版)

日本古代における(うじ、ウジ)とは、男系祖先を同じくする同族血縁集団、即ち氏族を指す[3]




「氏」の続きの解説一覧

氏(し)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:05 UTC 版)

敬称」の記事における「氏(し)」の解説

肩書き別にして紹介する時に使用し一般的に話し言葉ではあまり使われず、書き言葉または報告報道といった改まった場面で用いる。主として男性多用されたが現在では女性に対して用いることも多い。また、古風には「うじ」とも読むが(用法は同じ)、通常ではほぼ使われない

※この「氏(し)」の解説は、「敬称」の解説の一部です。
「氏(し)」を含む「敬称」の記事については、「敬称」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)

十二国」の記事における「氏」の解説

成人数え20歳になった自分選んで付ける。そのため未成年は氏を持たない親と子は同じ氏ではない。主に「氏+字」の組み合わせ名乗る

※この「氏」の解説は、「十二国」の解説の一部です。
「氏」を含む「十二国」の記事については、「十二国」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 20:15 UTC 版)

アンソニー」の記事における「氏」の解説

エリック・アンソニー - アメリカ野球選手カーメロ・アンソニー - アメリカバスケットボール選手スーザン・B・アンソニー - アメリカの政治運動家スティーブ・アンソニー - アメリカプロレスラーマーク・アンソニー - アメリカ歌手マイケル・アンソニー - アメリカ歌手ロバート・アンソニー - アメリカプロレスラー

※この「氏」の解説は、「アンソニー」の解説の一部です。
「氏」を含む「アンソニー」の記事については、「アンソニー」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:46 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. シ、うじ古代日本社会における、親族中心とした社会集団
  2. シ、うじ親族集団をあらわす名称
  3. シ、うじ)(明治以降苗字
  4. シ、うじ出身階級

代名詞

  1. 敬称に氏が用いられている人物を指す。同氏。彼。彼女

接尾辞

  1. 姓名、姓、名につける敬称以前男性に氏、女性女史をつけることもあったが、今日では男女問わず氏が用いられることが多い。
  2. うじ)主に男性につける古い敬称
  3. 氏族の名に付けてその血族であることを表す。

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