和歌作品とは? わかりやすく解説

和歌作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 04:58 UTC 版)

大伴旅人」の記事における「和歌作品」の解説

歌風は、大陸的風雅心・老荘自由思想位置付けられている。 やすみししご大君の食国(おすくに)は倭も此処も同じとぞ思ふ - 万葉集巻六・956任地大宰府で都を偲ぶ歌。 わが苑に梅の花散る久方の天より流れくるかも - 万葉集巻五・822。旅人邸で行われた梅花の宴」で詠んだ歌。 験(しるし)なきものを念(おも)はずは一坏(つき)の濁れる酒を飲むべくもあるらし - 万葉集巻三・338雑歌見し象(きさ)の小河を今みればいよよ清けくなりにけるかも - 万葉集巻三・316雑歌『今昔秀歌百撰』2012年文字文化協會)に所収選者加藤淳平(元駐ベルギー大使)。 妹として 二人作りし わが山斎(しま、庭のこと)は 小高く繁く なりにけるかも(万葉集巻三、奈良の都戻り大宰帥九州赴任時に亡くした妻を偲んで詠んだ和歌

※この「和歌作品」の解説は、「大伴旅人」の解説の一部です。
「和歌作品」を含む「大伴旅人」の記事については、「大伴旅人」の概要を参照ください。


和歌作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 22:21 UTC 版)

小野老」の記事における「和歌作品」の解説

あをによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり (『万葉集』3-328) 大宰少弐としての小野老大宰府着任を祝う饗宴で、老自らが詠んだ和歌長屋王の変後に大宰府詠まれたこの歌は決し単純な平城京讃歌ではないとの指摘がある(直木孝次郎)。『万葉集』には、この老の歌につづけて詠まれ防人司大伴四綱、大宰帥大伴旅人観世音寺別当沙弥満誓筑前守山上憶良の4人による計9首が収載されている。歌の内容から大伴四綱は藤原氏に近い立場大伴旅人立場はそれに対し批判的な立場うかがわれる。なお、宴会最後は、山上憶良が、 憶良らは 今は罷らむ 子泣くらむ それその母も 我を待つらむそ と詠んで散会となった

※この「和歌作品」の解説は、「小野老」の解説の一部です。
「和歌作品」を含む「小野老」の記事については、「小野老」の概要を参照ください。


和歌作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 12:50 UTC 版)

多治比土作」の記事における「和歌作品」の解説

天平勝宝3年751年藤原仲麻呂邸において開かれた遣唐使藤原清河対す餞別の宴において、「住吉斎く祝が神言と行くとも来とも船は早けむ」と詠んだという。

※この「和歌作品」の解説は、「多治比土作」の解説の一部です。
「和歌作品」を含む「多治比土作」の記事については、「多治比土作」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「和歌作品」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「和歌作品」の関連用語

和歌作品のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



和歌作品のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大伴旅人 (改訂履歴)、小野老 (改訂履歴)、多治比土作 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS