和歌・俳句の回文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 04:37 UTC 版)
幕末の仙台に一千句以上の回文的な和歌・俳諧を創作した廻文師・仙代庵(細屋勘左衛門・1796年-1869年)がいる。 わが身かも長閑かな門の最上川(わかみかものとかなかとのもかみかわ) 題目よどんどこどんとよく燃いた(たいもくよとんとことんとよくもいた) 長し短かししかし短かな(なかしみしかししかしみしかな) みな草の名は百と知れ、薬なり、すぐれし徳は花の作並(みなくさのなははくとしれくすりなりすくれしとくははなのさくなみ) 頼むぞのいかにも二階のぞむのだ(たのむそのいかにもにかいのそむのた) 嵯峨の名は宿りたりとや花の笠(さかのなはやとりたりとやはなのかさ) はかなの世しばしよしばし世の中は(はかなのよしはしよしはしよのなかは)
※この「和歌・俳句の回文」の解説は、「回文」の解説の一部です。
「和歌・俳句の回文」を含む「回文」の記事については、「回文」の概要を参照ください。
- 和歌・俳句の回文のページへのリンク