観世音寺とは? わかりやすく解説

かんぜおん‐じ〔クワンゼオン‐〕【観世音寺】


かんぜおんじ 【観世音寺】

福岡県太宰府市観世音寺にある天台宗の寺。清水山普門院天智天皇発願でできた寺といい、戒壇があって、東大寺下野薬師寺と共に日本三戒壇一つといわれた。今は金堂講堂を残す。→ 戒壇

観世音寺


観世音寺

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観世音寺

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観世音寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 07:56 UTC 版)

観世音寺(かんぜおんじ)は、福岡県太宰府市観世音寺五丁目にある天台宗寺院山号は清水山。本尊は聖観音[1](しょうかんのん)。開基は天智天皇である。九州西国三十三箇所第三十三番札所。


  1. ^ 金堂本尊は阿弥陀如来(現在は宝蔵に安置)、講堂本尊は聖観音であるが、天台宗九州西教区のサイトにある観世音寺の紹介ページ 観世音寺, http://www.tendai924.com/kanzeonji/ によると、宗教法人観世音寺の規則上の本尊は、現在宝蔵に安置されている聖観音坐像(旧講堂本尊)であるという。なお、現在講堂に安置されているのは上述の聖観音坐像とは別の、立像の聖観音像である。また、上述のサイトによれば、創建当初の本尊は不空羂索観音で、平安時代後期に聖観音が本尊になった。
  2. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 12.
  3. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 18.
  4. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 13.
  5. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 26.
  6. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 40.
  7. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 72.
  8. ^ a b 九州歴史資料館(2006), p. 79.
  9. ^ 金堂内のかつての仏像安置状況の写真は『観世音寺大鏡』に掲載されている(参照:国立国会図書館デジタルコレクション、211コマなど)
  10. ^ 講堂内のかつての仏像安置状況の写真は『観世音寺大鏡』に掲載されている(参照:国立国会図書館デジタルコレクション、15コマなど)
  11. ^ 境内の説明は(九州歴史資料館(2006), p. 50-67)による。
  12. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 70.
  13. ^ a b 九州歴史資料館(2006), p. 72-81.
  14. ^ a b 九州歴史資料館(2006), p. 75,80.
  15. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 73.
  16. ^ a b 九州歴史資料館(2006), p. 75,80,81.
  17. ^ 猪川和子 1957, p. 2129.
  18. ^ 猪川和子 1960, p. 35.
  19. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 75,81.
  20. ^ 九州歴史資料館(2006), p. 77.
  21. ^ 杉山洋『梵鐘』(『日本の美術』355号)、至文堂、1995、pp.20 - 23
  22. ^ 『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)、毎日新聞社、2000
  23. ^ 五木寛之『百寺巡礼 第十巻 四国・九州』
  24. ^ 像内納入品のうち経典2巻は1994年、盗難に遭っている(文化庁文化財保護部監修『文化財保護行政ハンドブック 美術工芸品編』(ぎょうせい、1998)、p.128、による。)
  25. ^ 文化財>史跡(太宰府市ホームページ)。
  26. ^ 文化財>建造物(太宰府市ホームページ)。


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