さつま‐いも【×薩摩芋/甘=藷】
サツマイモ
さつまいも (薩摩芋)
●中央アメリカが原産です。わが国へは江戸時代のはじめに沖縄へ渡来しました。土壌を選ばず栽培が容易なことから、江戸時代の中頃には全国的に広がりました。現在、世界の生産量の90パーセントはアジアが占めています。もともと熱帯性の植物なので、本州ではほとんど花を見ることができません。熱帯や亜熱帯地方では、秋のはじめに「あさがお」より小さな淡い紫色の花を咲かせます。別名で「かんしょ(甘藷)」とも呼ばれます。写真上・中1は、九州農業試験場において作出された園芸品種の「花らんまん(cv. Hana-ranman)」。葉が心形、花冠が漏斗形から5角形で、淡紅色に咽部が紫赤色というのが特徴です。写真下は、園芸品種の「スイートキャロライン(cv. SweetCaroline)」。
●ヒルガオ科サツマイモ属の多年草で、学名は Ipomoea batatas。英名は Sweet potato。
サツマイモ: | 空色朝顔 紅葉朝顔 芋根の星朝顔 薩摩芋 野朝顔 |
セイヨウヒルガオ: | コンボルブルス・クネオルム コンボルブルス・サバティウス |
薩摩芋(さつまいも)
薩摩芋
サツマイモ
(薩摩芋 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 17:45 UTC 版)
サツマイモ(薩摩芋[3]、学名: Ipomoea batatas)は、ヒルガオ科サツマイモ属の多年生植物。あるいはその食用部分である塊根(養分を蓄えている肥大した根、芋)。別名で、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも)ともよばれる。中南米の原産で、ヨーロッパ、中国、日本などへ広まり、各地で栽培されている。食用される塊根はデンプンやビタミン類を豊富に含み、焼酎原料や飼料にも利用される。また食物繊維が多く、便秘改善にも役立てられる。
- 1 サツマイモとは
- 2 サツマイモの概要
薩摩芋
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