カ行変格活用とは? わかりやすく解説

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かぎょう‐へんかくかつよう〔かギヤウヘンカククワツヨウ〕【カ行変格活用】

読み方:かぎょうへんかくかつよう

動詞の活用形式の一。語形が、文語では「こ・き・く・くる・くれ・こ(こよ)」、口語では「こ・き・くる・くる・くれ・こい」のように、五十音図カ行キ・ク・コ三段の音で語形変化する類例のない活用文語の「来(く)」、口語の「来る」(さらに、それぞれの複合動詞)だけがカ行変格活用に属する。カ変


カ行変格活用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:41 UTC 版)

カ行変格活用(カぎょうへんかくかつよう)とは、日本語の口語文法および文語文法における動詞活用のひとつである。活用語尾が、五十音図のカ行の音をもとにして、変則的な変化をする。縮めて「カ変」とも呼ぶ。この活用をするのは「来る」(文語では「来」、く)一語のみである。




「カ行変格活用」の続きの解説一覧

カ行変格活用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「カ行変格活用」の解説

カ行変格活用(カ変活用)では、未然形がコ、連用形がキ、基本形クルになるのは共通語と同じである。仮定形全県的に「コエ-ンバ」が用いられるが、鹿角地方では共通語と同じ「クレ-ンバ」が用いられ男鹿市秋田市など県中央部では「コエ-ンバ」と「ケ-ンバ」が併用される。命令形は「コエ」が普通であるが、母音融合起こした「ケ」が用いられることもある。意向形一段動詞への類推により生じたクロ(ー)」や、「コヨー」から他の意向形への類推により生じたコロ(ー)」が用いられるカ変活用全体として変格活用としての特色をよく保っており、茨城県群馬県埼玉県千葉県などに見られる未然形の「キ」や基本形の「キルのような一段化した形は用いられない一方で仮定形命令形の「ケ」は五段活用近付いた形であり、秋田方言カ変活用には弱いながら五段活用近付こうとする動きがあると言える

※この「カ行変格活用」の解説は、「秋田弁の文法」の解説の一部です。
「カ行変格活用」を含む「秋田弁の文法」の記事については、「秋田弁の文法」の概要を参照ください。

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カ行変格活用

出典:『Wiktionary』 (2021/06/29 13:03 UTC 版)

この単語漢字
へん
第四学年
かく
第五学年
かつ
第二学年
よう
第二学年
音読み 音読み 音読み 音読み

名詞

(へんかくかつよう)

  1. (日本語文法, 古典日本語文法) 日本語古典日本語動詞活用のうち、語数少なく規則的な変化をしないものをまとめたもの。現代日本語ではカ行変格活用、サ行変格活用がある。古典日本語ではカ行変格活用、サ行変格活用ナ行変格活用ラ行変格活用がある。

現代日本語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) くる くる くれ こい カ行変格
適用)「くる」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹)

する する すれ しろ
せよ
サ行変格
適用)「する」及びその複合語(「活用する」など)
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹)
ずる ずる ずれ じろ
ぜよ
ザ行変格
適用)「ずる」の複合語(「案ずる」など)

古典日本語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) くる くれ
こよ
カ行変格活用
適用)「く」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) する すれ せよ サ行変格活用
適用)「す」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ずる ずれ ぜよ ザ行変格活用
適用)「ず」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ぬる ぬれ ナ行変格活用
適用)「しぬ」「いぬ(往ぬ)」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ラ行変格活用
適用)「あり」「おり」「はべり」「いまそがり

関連語


「カ行変格活用」の例文・使い方・用例・文例

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