ごじゅうおん‐ず〔ゴジフオンヅ〕【五十音図】
五十音
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五十音(ごじゅうおん)または五十音図(ごじゅうおんず)とは、日本語の仮名文字[注 1]を母音に基づき縦に五字(=段・列)、子音に基づき横に十字(=行)ずつ並べたもの。
- ^ 平仮名・片仮名
- ^ 昔は[β̞i]
- ^ 昔は[β̞e]
- ^ 昔は[β̞o̞]
- ^ サ行は古い時代には [ts] と発音されていたという説が有力であり、ハ行は当時の発音では [ɸ]、さらに古い時代には [p] であったとされている。なお k から m までの配列は、調音位置が口の奥から前へ来るように並べられているからである。ヤ・ラ・ワ行がまとめられているのは、サンスクリットでは y, r, v(実際の発音は[ʋ]か[w]) がそれぞれ i, ṛ, u に対応する半母音とみなされているからである。y, r, l, v という順序も、k から m と同じ理由である。
- ^ ハ行は当時、無声両唇摩擦音 [ɸ]
- ^ あ行が「アイウエヲ」、や行が「ヤヰユエヨ」、わ行が「ワイウヱオ」と表記されている。
- ^ もしくは空白とする。
- ^ 明覚『反音作法』、1093年
- ^ 五十音順はなぜ「あかさたな」の順番なのか? - ねとらぼ
- ^ a b Q.7 「あいうえお/あかさたな」の順なのはどうして? 肥爪周二|素朴な疑問vs東東京大学FEATURES、広報誌「淡青」 vol.45、2022.09号、2022-10-13
- ^ 古田東朔・築島裕『国語学史』東京大学出版会。
- ^ (渡辺(2012), p. 3) 原文に明治6年 (1871年) とあるが、明治6年は1873年である。なお、文部省による1873年の『小學教授書』の存在が確認できる。
- ^ a b c 古田ほか(1957), p. 26
- ^ 『片仮名元字』(出版年不明) では、この字は「以」の字の左側であると説明する図がある。
- ^ 小学校令施行規則、明治33年文部省令第14号、第一号表。法令全書 明治33年 (1900年)、p 496に掲載。リンク先は国立国会図書館デジタル化資料。
- ^ 『小学第一教 綴字篇』1873年、万蘊堂、魁文堂。
- ^ 小松英雄『いろはうた』(中公新書、1979年)。
五十音図
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五十音図に入れられている仮名は広東語仮名の基礎であるが、ワ行の「ヰ」は使用されない。 ア段イ段ウ段エ段オ段ア行ア [a] イ [i] ウ [u] エ [e] オ [o] カ行カ [ka] キ [ki] ク [ku] ケ [ke] コ [ko] サ行サ [sa] シ [si] ス [su] セ [se] ソ [so] タ行タ [ta] チ [tsi] ツ [tsu] テ [te] ト [to] ナ行ナ [na] ニ [ni] ヌ [nu] ネ [ne] ノ [no] ハ行ハ [ha] ヒ [hi] フ [fu] ヘ [he] ホ [ho] マ行マ [ma] ミ [mi] ム [mu] メ [me] モ [mo] ヤ行ヤ [i̯a] ユ [i̯u] ヨ [i̯o] ら行ラ [la] リ [li] ル [lu] レ [le] ロ [lo] ワ行ワ [u̯a] ヱ [u̯e] ヲ [u̯o] ン [ŋ]
※この「五十音図」の解説は、「広東語仮名」の解説の一部です。
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「五十音図」の例文・使い方・用例・文例
- 日本語の五十音図, かな表.
- 五十音図のあ行
- 日本語の五十音図という図表
- ある語の音節が,五十音図の同行または同段で他の音節と通じ合うこと
- 俳諧で,五十音図の同行または同段の音が句の中間で重なること
- 五十音図のカ行
- 五十音図において,カ行に対する濁音の行
- 五十音図の各行の五つの音
- 五十音図という図
- 五十音図の中のザ行
- 日本語の五十音図のタ行
- 五十音図におけるダ行
- 五十音図におけるナ行
- 五十音図のハ行
- 五十音図のパ行の音節
- 五十音図のバ行
- 五十音図のパ行
- ま行という,五十音図の七番目の行
- 五十音図におけるら行
- ワ行という,五十音図を構成する行
五十音図と同じ種類の言葉
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