五十集問屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:18 UTC 版)
三陸沿岸などで領内消費に廻された海産物を、現地で集荷し、消費地に供給するのは五十集問屋(いさばどんや)であった。盛岡城下の五十集問屋の場合、郊外より城下街に出入りする出入口に五十集荷物改所を設置し、出入荷物を検査している。売買は、定められた市日によって取引されたらしく、また必ずしも現金取引でなく、米穀との交換が行われ、交換された米・粟・雑穀などが、戻り荷(帰還の際の荷物)となる場合の課税率も規定されていた。
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