五十音順配列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 22:40 UTC 版)
五十音順配列とはその名の通り五十音図に倣って定められた配列の事である。同一行の5字を縦または横に配列するか、先頭のキーを左側に置くか右側に置くかなど、具体的なキー配置は機器によって様々である。最低限の仮名文字の知識さえあればキー配列を覚える必要がないため、公共施設 (図書館の検索機など) や銀行ATMのタッチパネルなど、万人向けに対応する必要がある機器で採用されることがある。iPadでも「かな入力」用のソフトウェアキーボードとして採用されている。パーソナルワープロの黎明期には、各社から五十音順配列キーボードを搭載した機種が発売されていた。また、黎明期のパーソナルコンピュータのうち、MZ-700、MZ-1500、MSXなど、低価格帯の機種の一部でも採用されている。親指シフト配列を推進する富士通からは、キーボードに取り付けると五十音順配列にすることができる樹脂製カバーが添付されたこともある。
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