アイパッド【iPad】
iPad
iPadとは、Appleが販売するタブレット型端末のシリーズの名称である。iPhoneやiPod touchと同じくモバイルOS「iOS」をプラットフォームとする「iOSデバイス」ファミリーを構成する。
iPadの初代モデルは2010年1月に発表され、同年4月に発売された。翌2011年4月に第2世代モデル「iPad 2」が発売され、さらに翌年の2012年3月には第3世代iPadが発売されている。2代目モデルは「2」を冠したが第3世代モデル以降は無印の「iPad」の名称を引き継ぐ形で発表されている。
iPadの初代モデルは9.7型インチのタッチパネルを搭載しており、以降この9.7インチがiPadの基本サイズとなっている。初代iPadは解像度1024×768ドットのマルチタッチ対応ディスプレイを搭載した端末で、薄さは0.5インチ(約1.3cm)、重さは1.5ポンド(約680g)だった。ディスプレイには視野角の広いIPS液晶が採用されている。
iPadでは、これまでApp Storeを通じて提供されてきたiPhoneやiPod touch向けのアプリケーションが動作する。また、iPadの発表に合わせて電子書籍ストア「iBookstore」が開設され、iTunes Store(iTS)で音楽ファイルを購入するのと同じ方式で、電子書籍が購入可能となる。ダウンロードした電子書籍は、iPadに搭載された電子書籍リーダー「iBooks」で閲覧できる。ちなみに、iBookstoreで扱われる電子書籍のファイルフォーマットはePubである。
iPadは音楽や画像、動画の再生、電子書籍リーダー、Webブラウザ、電子メールクライアントなどとして使用できる。その他、オフィススイート「iWork」のiPad向けバージョンも発表されており、表や文書の作成もできる。
2013年3月には第3世代モデルとなるiPadが発表された。OSは「iOS 5.1」にアップデートされた、モバイルCPUは「A5X」を搭載している。Retinaディスプレイが採用されており、310万画素という高解像度を実現している。
※画像 / アップルジャパン株式会社
参照リンク
iPad
Macintosh: | EarPods 爆弾マーク Intel Mac iPad iMac Retina 5Kディスプレイモデル iBookstore iBooks |
iPad
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/13 15:11 UTC 版)
iPad(アイパッド)は、Appleによって開発及び販売されているタブレット型コンピュータである。小型版であるiPad miniおよびミドルレンジモデルのiPad Air、ハイエンドモデルのiPad Proも発売されている。商品の表記について、スペースやハイフンがなく、pのみが大文字である「iPad」が公式商品名である。
- 1 iPadとは
- 2 iPadの概要
iPAD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 02:00 UTC 版)
iPAD(アイパッド)は富士通アメリカ法人が開発・販売していた業務用携帯情報端末。後に、商標はアップルへ有償譲渡される。
- ^ 「「iPad」の商標はどうなる? 富士通も米で出願」『ITmedia ニュース』アイティメディア、2010年1月28日。2014年10月17日閲覧。
- ^ 「「iPad」商標、米Appleが富士通から取得 - 有償譲渡か」『マイナビニュース』マイナビ、2010年3月27日。2014年10月17日閲覧。
- ^ 「「iPad」の商標、富士通がAppleに譲渡」『Impress Watch』インプレス、2010年3月29日。2014年10月17日閲覧。
- ^ 「Apple、富士通から「iPad」商標を取得」『ITmedia ニュース』アイティメディア、2010年3月29日。2014年10月17日閲覧。
- ^ 「「iPad」商標問題 - 発表を優先したApple、富士通対策も万全!?」『マイナビニュース』マイナビ、2010年2月8日。2014年10月17日閲覧。
- ^ a b “USPTO Assignments on the Web”. 米国特許商標庁. 2014年10月17日閲覧。
iPad
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 05:22 UTC 版)
「Retinaディスプレイ」の記事における「iPad」の解説
iPadには2012年3月に発売された第3世代のiPadとそれ以降のモデルに搭載されている。iPad ProやiPad Airには全モデルに搭載されている。画面サイズは、iPad(第6世代)以前、iPad Air(第1世代)、iPad Air 2は9.7インチ、iPad(第7世代)以降、iPad Air(第3世代)は10.2インチ、第4世代以降のiPad Airは10.9インチとなっている。iPad Proについては、9.7インチ、10.5インチ、11インチ、12.9インチとモデルによって異なる。ただし、解像度はフルサイズの全シリーズで264ppiに統一されている。また、iPad miniシリーズはiPad mini 2とそれ以降のモデルに搭載されている。解像度は4.7インチのRetina HDディスプレイ搭載iPhoneと同じ326ppiとなっている。 2022年5月現在、iPadシリーズにOLEDディスプレイ搭載の機種は存在しないが、2018年以降に発売されたiPad Pro、第4世代以降のiPad Air、iPad mini(第6世代)にはLiquid Retinaディスプレイが搭載されている。 2017年以降に発売されたiPad Proでは、リフレッシュレートを状況によって最大120Hzに引き上げる「ProMotionテクノロジー」が搭載されている。
※この「iPad」の解説は、「Retinaディスプレイ」の解説の一部です。
「iPad」を含む「Retinaディスプレイ」の記事については、「Retinaディスプレイ」の概要を参照ください。
「iPad」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPadが発表される
- 1月27日,アップル社はサンフランシスコでの記者会見で新しいタブレット型コンピュータ「iPad(アイパッド)」を発表した。
- iPadは厚さが約1.3センチ,重さが約680グラムだ。
- ユーザーはタッチパネルでiPadを簡単に操作することができ,インターネットや写真,ビデオ,音楽,ゲームを楽しんだり,電子メールを送ったりできる。
- アップルはまた,iPadで電子書籍を買って読むことができるようになる新しいアプリケーション「iBooks(アイブックス)」も発表した。
- iPadは3月下旬に世界中で発売される。
- アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は記者会見で,「iPadは我々の最も進んだ技術を反映した魔法のようで革新的な機器であり,驚きの価格で提供されます。」と語った。
- iPadが日本の電子書籍市場を活性化へ
- 5月28日,アップルのiPad(アイパッド)が日本,英国,オーストラリアなど9か国で発売された。
- アップルによると,iPadは4月3日の米国での発売から60日間で200万台以上が売れた。
- iPadの特徴の1つはその電子書籍リーダー機能だ。
- 米国では,iPadとアマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が電子書籍市場を活気づけている。
- 同社はまた,iPad向けにキンドルのアプリケーションを無償提供し始めた。
- iPadの大型画面は雑誌や漫画を表示するのに適していることから,日本の一部ファッション誌はiPad版の制作を開始した。
- iPadの発売によって日本の電子書籍市場が活性化しそうだ。
- iPad(アイパッド)
- アップル社のiPadは5月の発売後すぐにタブレット型コンピュータ市場を独占した。
- iPadは持ち運べて,どこでも使える。
- ユーザーはiPadで電子書籍を読むことができるため,iPadは電子書籍市場を活性化させている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
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