イーパブ【EPUB】
EPUB
読み方:イーパブ
別名:EPUB形式,EPUBフォーマット
EPUBとは、米国の電子出版関連団体であるIDPF(国際電子出版フォーラム)が開発した電子書籍の形式である。2007年9月に発表された。
EPUBはXMLをベースとした規格であり、テキストが画面に収まるよう自動的に調整されるといった機能的特徴を持っている。また、オープンスタンダードな規格として公開されているため、多くのデバイスに対応し、互換性も得やすいというメリットがある。なお、EPUBファイルには拡張子として「.epub」が付く。
2009年8月、Googleは「Google ブック検索」で提供しているパブリックドメインの電子書籍を、PDF形式と共にEPUBの形式でも提供すると発表した。同時期に、ソニーは自社の電子書籍で採用してきた「BBoB」という独自形式に替わってEPUBを採用すると発表している。
参照リンク
International Digital Publishing Forum - (英語)
EPUB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 19:19 UTC 版)
EPUB(イーパブ)は、国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum, IDPF)が策定した、オープンフォーマットの電子書籍ファイルフォーマット規格である。「EPUB」は"Electronic PUBlication"(電子出版)の意味を持ち「epub」「ePub」などと表記される場合もある。 EPUBはXML、XHTML、CSSおよびZIPに基づいた規格であり、対応するハードウェアやアプリケーションソフトウェアは多く、電子書籍ファイルの標準となっている。 2020年2月19日にはISOより国際規格"ISO/IEC 23736" として刊行された。
- 1 EPUBとは
- 2 EPUBの概要
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