FeBe
FeBeとは、オトバンクが提供する、オーディオブックに特化した電子書籍ストアである。
オトバンクでは書籍や雑誌、新聞記事などの文書コンテンツを声優・ナレーターに読み上げさせ、音声コンテンツ(オーディオブック)にして配信している。聴くことで情報を得るため、移動中や家事の片手間で聞くなど、独特の使い方ができる。詩歌や落語といった話芸が中心のテキスト、語学など、音声で聞くことの利点が享受できるコンテンツの少なくない。
FeBeではテキストを音声化したオーディオブックの他に、講演の記録やラジオドラマといった音声コンテンツも配信している。
FeBeは2007年にサービスを開始した。2013年10月現在、音声コンテンツの作品数は8000以上であるという。
参照リンク
FeBe
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Febe
audiobook.jp
audiobook.jp(オーディオブック ドット ジェイピー)は、株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービス[1]。当初の名称はFeBe(フィービー)だったが、2018年に改名しサービス内容もリニューアルした[2]。
沿革
- 2007年 - 「FeBe」のサービス開始
- 2018年 - 「audiobook.jp」に名称変更
- 2021年 - オーディオブック書籍ラインナップ数で日本1位を獲得
- 2022年 - 会員数が250万人を突破
概要
2007年より『FeBe』としてサービスを開始。2018年3月にサービス名称を『audiobook.jp』に変更し、定額制でオーディオブックが聴き放題となるサブスクリプションサービスを導入するなどサービス内容もリニューアルした。
2017年6月時点での会員数は19万人であったが、5年後の2022年6月にはその13倍となる250万人に会員数が急増した[3]。配信作品数は数万点で、日本マーケティングリサーチ機構[4]の2021年11月の調査の結果によると、日本語のオーディオブック書籍ラインナップ数で日本1位を獲得している[1]。また、ベストセラー作品の迅速な音声化を促進しており、2016年の年間ベストセラー(単行本・ビジネス書部門、トーハン調べ)においては、ベスト10のうち9作品のオーディオブックを配信している[5]。
また、近年の「リスキリング」や学び直し需要に応え、社員研修や人材教育で使える法人向けのオーディオブック聴き放題サービス『audiobook.jp 法人版』をリリースした[6]。
ポッドキャスト(Podcast)の有料配信サービスを提供しているのが特徴で、新聞社やラジオ局と提携したコンテンツの配信を行っている。日本経済新聞社の『聴く日経』、毎日新聞社の『毎日ウィークリー』、TBSラジオの『伊集院光とらじおと』のPodcast版などがある[7]
脚注
- ^ a b “紙・電子書籍につづく第三の書籍 オーディオブック、書籍ラインナップ数で「audiobook.jp」が日本1位に。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “オーディオブック配信サービス「FeBe」は、「audiobook.jp」にリニューアルします”. オトバンク (2018年3月19日). 2020年3月31日閲覧。
- ^ “5年で13倍!「audiobook․jp」の会員数が250万人を突破”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “日本マーケティングリサーチ機構|JMRO”. 日本マーケティングリサーチ機構|JMRO. 2022年11月7日閲覧。
- ^ 「「FeBe」会員数20万人を突破~最新ベストセラー本の拡充、音声配信インフラ開放で会員増加促進~」『株式会社オトバンク』、valuepress、2017年3月30日 。
- ^ “日本初の法人向けオーディオブック聴き放題プラン『audiobook.jp 法人版』2022年1月26日から本格提供開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “毎日新聞社とオトバンクが提携週刊英語学習紙「毎日ウィークリー」を「FeBe」で配信開始”. 株式会社オトバンク (CNET Japan). (2017年12月2日). オリジナルの2017年12月2日時点におけるアーカイブ。
外部リンク
- FeBeのページへのリンク