自己整合語とは? わかりやすく解説

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自己整合語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 06:16 UTC 版)

自己整合語 (英語: autological words)とは、その単語自体が持つ特性を表す言葉である。例えば、「漢語」という単語はそれ自体が漢語であり、「名詞」という単語はそれ自体が名詞である。よって、「漢語」「名詞」は自己整合語である。


  1. ^ グレリングとネルソンは1908年の出版で、以下の定義を用いた。"φ(M)Mの概念を定義する単語とする。この単語はMの要素であるかそうではないかのいずれかとなる。前者においてこの単語を'自己整合的'とし、後者において'自己矛盾的'とする。"(Peckhaus 1995, p. 269). 初期の段階のグレリングのパラドックスが1907年5月28日のen:Gerhard Hessenberg宛のネルソンの手紙で表されており、"自己矛盾語"という単語はまだ用いられておらず、"自己整合語"は"それ自体によって表される概念に適合する単語"と定義されている。(Peckhaus 1995, p. 277)
  2. ^ Henry Segerman: Autological words; Wiktionary: English autological terms


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