和文モールス符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 16:21 UTC 版)
和文モールス符号としては、現行のものの前に1855年(安政2年)にオランダ人が考案したものと、1869年(明治2年)に子安峻が考案したものがある。現行の和文モールス符号は1873年(明治6年)に吉田正秀と寺崎遜らが考案したものが基になっている。 吉田らは、当時最新の国際モールス符号(1868年7月21日制定)を入手しておらず、DÖTVのモールス符号の1854年4月1日版にイロハ・・・ケフコを割り当てている。 その後、1885年(明治18年)7月1日に濁点とルの符号の入れ換え及びヰオヱの追加、1893年(明治26年)7月15日に長音記号「ー」を追加し、ほぼ現在の符号体系が出来上がった。
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