当用漢字とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 言葉 > 漢字 > 当用漢字の意味・解説 

とうよう‐かんじ〔タウヨウ‐〕【当用漢字】

読み方:とうようかんじ

現代国語書き表すために、日常使用する漢字範囲を示すものとして、国語審議会答申に基づき昭和21年194611月16日内閣訓令・国告示として公布された「当用漢字表」に掲げられている1850字の漢字。のち「当用漢字音訓表」「当用漢字字体表」「当用漢字別表教育漢字)」が定められたが、昭和56年198110月、当用漢字にかわるものとして、当用漢字に95字を追加した常用漢字表」が内閣告示同訓令として公布された。→常用漢字


当用漢字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 04:01 UTC 版)

当用漢字(とうようかんじ)は、1946年昭和21年)11月5日に国語審議会が答申し、同年11月16日内閣告示した「当用漢字表」に掲載された1850の漢字を指す。「当用」とは「さしあたって用いる」の意[1][3]1981年(昭和56年)、常用漢字表の告示に伴い当用漢字表は廃止された。


  1. ^ 大辞林第3版、大辞泉、他。
  2. ^ 漢字に関する主査委員会 第14回 議事録.
  3. ^ 国語審議会において「当用漢字表」の名称が提案された際、「当用」は「日常の使用にあてる」の意味であると説明された[2]
  4. ^ 朝日新聞2008年12月5日夕刊
  5. ^ 阿辻哲次『戦後日本漢字史』(新潮選書)40ページ〜
  6. ^ a b 第86回 「𠮷」と「吉」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム”. 三省堂WORD-WISE WEB -Dictionaries & Beyond- (2011年5月19日). 2023年9月27日閲覧。
  7. ^ 『昭和を騒がせた漢字たち : 当用漢字の事件簿』128ページ〜
  8. ^ 『昭和を騒がせた漢字たち : 当用漢字の事件簿』144ページ
  9. ^ 『漢字と日本人』 219ページ。
  10. ^ 『漢字と日本人』 223ページ。
  11. ^ 『漢字と日本人』 224-225ページ。
  12. ^ a b 1958年昭和33年)4月21日、自丙行発第7号 各都道府県知事宛 自治庁行政局長通知



当用漢字(常用漢字)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 23:48 UTC 版)

障害」の記事における「当用漢字(常用漢字)」の解説

日本では1945年内閣告示当用漢字表と、1956年国語審議会報告同音の漢字による書きかえ」によって「障碍」の表記公的に否定され、「障害」に一本化された。 但し、1981年内閣告示常用漢字表により旧当用漢字表における強制性が弱められたことに伴い民間では意図的に障碍」が用いられる場合もある。兵庫県宝塚市2019年4月から公文書などでの表記を「障碍」に変更した2010年常用漢字表改定の際に「碍」の字を常用漢字追加することが検討されたが見送りとなった2021年東京パラリンピック開催前に文化庁同じく追加検討していたが見送り方針となった

※この「当用漢字(常用漢字)」の解説は、「障害」の解説の一部です。
「当用漢字(常用漢字)」を含む「障害」の記事については、「障害」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「当用漢字」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

当用漢字

出典:『Wiktionary』 (2020/06/28 14:48 UTC 版)

名詞

とうようかんじ

  1. 1946年昭和21年11月16日日本政府発表した、当時日本語書き表す為の漢字範囲示した当用漢字表」に記載された漢字全部で1850字。1981年10月に「常用漢字」が告示され、廃止となった

関連語


「当用漢字」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



当用漢字と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「当用漢字」の関連用語

当用漢字のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



当用漢字のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの当用漢字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの障害 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの当用漢字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS