まぜ‐がき【交ぜ書き/混ぜ書き】
交ぜ書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 03:19 UTC 版)
当用漢字以前に書かれていた熟語には「牽引」のように熟語を構成する漢字に当用漢字とそれ以外の漢字とが混在するものが多数存在した。これらの熟語は「けん引」のように当用漢字だけを漢字にしそれ以外(表外字)を仮名で書く交ぜ書きが行われることとなった。こうして一つの語の内部で字種の不統一を招いた。活版印刷の定着以降、分かち書きをしなくなった日本語においては、字種の変化が単語境界を示すマークとなっており、それを見つけにくくした。
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