まぜ‐がき【交ぜ書き/混ぜ書き】
交ぜ書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 03:19 UTC 版)
当用漢字以前に書かれていた熟語には「牽引」のように熟語を構成する漢字に当用漢字とそれ以外の漢字とが混在するものが多数存在した。これらの熟語は「けん引」のように当用漢字だけを漢字にしそれ以外(表外字)を仮名で書く交ぜ書きが行われることとなった。こうして一つの語の内部で字種の不統一を招いた。活版印刷の定着以降、分かち書きをしなくなった日本語においては、字種の変化が単語境界を示すマークとなっており、それを見つけにくくした。
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交ぜ書き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:12 UTC 版)
それまで熟語として用いられてきた語の中には、熟語を構成する漢字に「教育漢字に含まれる漢字」と「含まれない漢字」が混在するものが多数存在する。これらの熟語では、含まれている部分だけを漢字で書き、残りを平仮名で書く、いわゆる交ぜ書きが行われることになる(例:かん境(←環境)、特ちょう(←特徴)、にん者(←忍者))。 特に中学入試では小学校では習わない漢字まで用いなければならない問題(日本史や政治家の人名、地名、時事問題など)も数多く出題されることから、学年別漢字配当表を廃止すべきだとの意見も少なくない[誰によって?]。また、小中学生も読む小説などの書籍、雑誌や漫画などでは漢字の使用がほとんど制限されていない。
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