作品社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/14 00:31 UTC 版)
| 作品社 | |
|---|---|
| 作品社が3階に入居するオオムラビル | |
| 正式名称 | 株式会社 作品社 |
| 現況 | 事業継続中 |
| 種類 | 株式会社 |
| 出版者記号 | 87893,86182 |
| 取次コード | 2883 |
| 法人番号 | 2010001017569 |
| 設立日 | 1979年 |
| 本社郵便番号 | 〒102-0072 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区飯田橋2-7-4 |
| 関係する人物 | 寺田博、和田肇、高木有 |
| 外部リンク | http://www.sakuhinsha.com/ |
| https://twitter.com/sakuhinsha | |
概要
ヘーゲルの著作を長谷川宏の訳で多く出版。そのほか社会科学・哲学書を多数刊行。
『日本の名随筆』シリーズや、八切止夫の作品出版を続けた。傍ら『ペニスの文化史』などの、性にまつわる文化史(あるいはセクソロジー)の翻訳本を多数出版している。『ヴァギナの文化史』は1年間で12刷を数えるほどのヒットとなり、『体位の文化史』は『タモリ倶楽部』で取り上げられ話題を集めた。仲正昌樹の「入門講義」シリーズが好評を博している。
熊野純彦訳『判断力批判』『実践理性批判』『純粋理性批判』を刊行し、カントの“三批判書”個人完訳を成し遂げた。海外文学では「金原瑞人選オールタイム・ベストYA」のシリーズがあり、八重樫克彦・八重樫由貴子訳でE・ロセーロ、M・バルガス=リョサ、M・アギニスが刊行されている。岸本佐知子訳のリディア・デイヴィス、佐川愛子訳のE・ダンティカでも知られる。ジョン・ウィリアムズ/東江一紀訳『ストーナー』は第1回日本翻訳大賞読者賞を受賞した。
入居するオオムラビルの隣は竹書房の本社ビルだったが、2019年に日鉄興和不動産が取得し近隣ビルも含めて解体後オフィスビルとして再開発される予定[1]。
沿革
- 1979年1月、元河出書房新社の編集者ら4名によって設立。戦前の文芸同人誌『作品』(1930年から1940年まで刊行)が社名の由来。1980年には同名の純文芸雑誌『作品』を刊行したが、7号で休刊となった。編集長は寺田博、新人作家を対象にした文学賞「作品賞」も設けられ、稲葉真弓(当時のペンネームは倉田ゆみ)が花井俊子と同時受賞したが、雑誌の休刊により第1回で終わった。
- 1982年、寺田を含む編集部が福武書店に移動。社外の有識者とも協力し、10月より『日本の名随筆』シリーズを刊行する[注 1][2]。
- 1998年、第14回「梓会出版文化賞」受賞。
- 1999年、『日本の名随筆』シリーズにより、第53回「毎日出版文化賞」を企画部門で受賞。
- 2017年、全8冊の田川建三訳著『新約聖書』により、第71回「毎日出版文化賞」を企画部門で受賞。
- 2018年、前述の『新約聖書』やヘイドン・ホワイト著、岩崎稔監訳の歴史書『メタヒストリー』などが高い評価を受け、第34回「梓会出版文化賞」受賞。
脚注
注釈
- ↑ はじめて刊行されたのは開高健編『日本の名随筆4 釣』と白洲正子編『日本の名随筆5 陶』。以降毎月1号ずつ刊行され、1999年6月に全200巻が完結した
出典
- ↑ 萌, 笹木 (2019年11月19日). “「竹書房!?破壊したはずでは...」が現実に ビル購入の不動産会社「建て替える予定です」(全文表示)|Jタウンネット” (jp). Jタウンネット. 2026年1月13日閲覧。
- ↑ 小島清孝『書店員の小出版社巡礼記』出版メディアパル、2007年、20頁。ISBN 978-4902251906。
外部リンク
- 作品社ホームページ
- 作品社 (@sakuhinsha) - X(旧Twitter)
固有名詞の分類
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