留守居とは? わかりやすく解説

るす‐い〔‐ゐ〕【留守居】

読み方:るすい

[名](スル)

留守1」に同じ。「頼まれて—する」

江戸幕府職名老中支配下にあって大奥取り締まり奥向き女中諸門出入り諸国関所女手形などの事務また、将軍不在のときは江戸城中の警衛などをつかさどった。留守居年寄。奥年寄

江戸時代諸大名が、その江戸屋敷置いた職名幕府との公務連絡や他藩の留守居役との交際連絡担当聞番役。留守居役

江戸時代諸大名が、その大坂蔵屋敷置いた職名。藩の産米特産物などの町人への売り渡し会計事務などを担当留守居役


留守居

読み方:ルスイ(rusui)

(1)江戸幕府役職
(2)江戸時代の諸藩役職


留守居

読み方:ルスイ(rusui)

作者 鷹野つぎ

初出 大正11年

ジャンル 小説


留守居

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 16:13 UTC 版)

留守居(るすい)は、江戸幕府および諸に置かれた職名のひとつ。


注釈

  1. ^ 徳川御三家の留守居は城附と呼ばれ、一般の大名家留守居と異なり、毎日江戸城御殿に詰める特権を有し、表向のうちでも中奥に近い場所に部屋を与えられていた。
  2. ^ 留守居組合には、同席組合のほか、大名の親類関係による近親組合や江戸屋敷の立地による近所組合などが存在した。
  3. ^ 西国諸藩が長崎の蔵屋敷に置いた留守居は聞役と呼ばれ、当時唯一の海外の窓口であった長崎で情報収集や国元との連絡等を務めた。

出典

  1. ^ a b 留守居(るすい)/ 時代劇用語指南(2010年4月1日)” (日本語). 山本博文 (解説) / 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス. 2021年12月17日閲覧。


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