血縁者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 04:30 UTC 版)
「チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV」の記事における「血縁者」の解説
血縁者は前々作・前作に引き続き本作でも重要な要素となっている。例えば国王が寿命や戦争によって死亡した場合に血縁者がいないと即ゲームオーバーになるが、血縁者がいれば国王が死んでも彼らのうち一人を後継者としてゲームを続行できる。また、王族将軍(国王の息子など)・親族将軍(国王の兄弟など)・婿将軍(国王の娘と婚姻した将軍)は率いることのできる兵士数が一般の将軍よりも多いので戦闘において有利であるし、身分が高いということで外交の使者としても有利である。本作では将軍の忠誠度が数値で表されているため、これを管理することによって非血縁の将軍でも前々作や前作ほどは叛乱や離反の危険性は低くなっているが、前作まであった国王の血縁の将軍は絶対に裏切らないという特徴は無くなり、忠誠度が低ければ婿将軍のみならず国王の息子でも離反の可能性がある。 国王の後継者に関しては、前作までは国王が死亡した場合に後継者となれるのは国王の息子のみであったが、今作では親族将軍(国王の兄弟など)も後継者となれる上、一般の将軍でも婿将軍にすれば国王の後継者になれる(つまりゲーム内に登場するすべての将軍が後継者となり得る)という点は大きな変更である。また、PK版では「譲位」コマンドで国王の生前に王位を王族将軍に譲ることができ、任意の時期に国王世代交代ができるため、若い国王にすることによって子供の誕生確率を上げることができるほか、国王の死亡による王位継承に比べて代替わりによる配下将軍の離反に対する対策が立て易い。ただし、譲位できるのは王族将軍に対してのみで、親族将軍・婿将軍に対しては譲位できない。ちなみに、譲位した元国王はゲームから消えるわけではなく王族将軍として残る。 なおシリーズの特徴であるオルドは「宴」として、配下武将の忠誠度を上げる作業と同時に実行されることとなり、前作に比べて非常に簡素な作りになっている。王子の能力や技能は国王のそれと誕生した都市の文化レベル、妃が保有する文化に左右される。また、PKでは親族・王族将軍を王子が成人するまでの教育係とすることができ、能力や技能に補正がかかるようになっている。
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