アクションスターとは? わかりやすく解説

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アクションスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 11:25 UTC 版)

志穂美悦子」の記事における「アクションスター」の解説

1973年千葉真一主演映画ボディガード牙』で、牙直人の妹であるマキ渡辺やよい)の擬斗吹き替えをし、本名塩見 悦子デビュー果たしたテレビドラマ現代鬼婆考・殺愛』(1973年)で、主演千葉大庭しげ男)の妹・大庭しげみ役を経てシリーズ化された映画ボディガード牙 必殺三角飛び』(1973年)では、千葉の本名から「穂」を一字貰い受け本作から芸名志穂美 悦子にして活動し始める。芸名名付け親当時千葉夫人だった野際陽子で、「仕事大成するには本名崩してはいけない」という考えから、本名読みをほぼそのまま残した芸名となった志穂美という名前には「『志』は意志強さ、『穂』は成長期待、『美』は女性らしく美しく」という意味が込められているという。テレビドラマ『キカイダー01』の第30話『悪魔? 天使? ビジンダー出現!!』(1973年)から、マリビジンダー人間の姿)役でレギュラーになった1974年には千葉真一主演映画激突! 殺人拳』に助演したあと、映画女必殺拳』の主人公選ばれる日本では同年8月31日公開され大ヒットし、千葉真一山下タダシカラテ映画同様にシリーズ化された。『女必殺拳シリーズ』として、同年12月には『女必殺拳 危機一発』、翌年8月には『帰ってきた女必殺拳』と封切りし、同シリーズ海外でも公開されSue Shihomi異名世界的に知名度上げ出世作となった剣技だけでなく格闘メインにし、吹き替えなしで複数作品主演したアクション女優として日本映画史上初の存在であり、その後追随する存在出ていない。 1975年には梶原一騎原作映画『若い貴族たち 13階段マキ』や志穂美の多羅尾伴内七変化見所映画華麗な追跡』、翌1976年には『必殺女拳士』など主演作が相次ぎ当時人気スターバロメーターであったブロマイド売上No.1となり、以後数年間その地位固守した一方で鈴木則文は『少林寺拳法』(1975年)で志穂美にそれまでスーパーヒロインではなく、普通の女性演じさせ、その時に「清潔で情感豊かに演じ出色感性がある」と評している。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}また『若い貴族たち 13階段マキ』を監督した内藤回顧するヒロイン不良少女であったことがファンの強い反発受けたというエピソードは、ダーティさを排しイメージ当時志穂美の身上であったことを物語っている。彼女の演ずるヒロイン激し暴力拷問受けてヌードや性描写一切ないのが常であり(そのぶん危機は常にハードに描写される)、その種の路線エキスパートである鈴木則文ですら言葉によるセクハラとどめている。[要出典] 千葉真一主演映画逆襲! 殺人拳』『直撃地獄拳 大逆転』(1974年)、『激殺! 邪道拳』『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年)の助演や、テレビドラマでも『ザ・ボディガード』(1974年)、『ザ★ゴリラ7』(1975年)、『燃える捜査網』1975年 - 1976年)、『大非常線』(1976年)にレギュラー出演し、JAC における千葉の妹的な立場となった。その一方で東京下町鉄工所舞台に幼いときに別れた母親迎え入れた家族人間模様描いた千葉主演テレビドラマ七色とんがらし』(1976年NET)ではホームドラマレギュラー出演し、スタント擬斗演じない初めての作品芸域拡げる転機になった

※この「アクションスター」の解説は、「志穂美悦子」の解説の一部です。
「アクションスター」を含む「志穂美悦子」の記事については、「志穂美悦子」の概要を参照ください。

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