dragonflyとは? わかりやすく解説

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dragonfly

別表記:ドラゴンフライ

「dragonfly」の意味・「dragonfly」とは

「dragonfly」は日本語で「トンボ」を意味する英語の単語である。昆虫一種で、細長い体と大きな複眼、そして透明な翅を持つ特徴がある。また、その飛行能力は非常に高く前後左右だけでなく、上下にも自在に飛ぶことができる。例えば、水辺でよく見かける赤とんぼ青とんぼも、この「dragonfly」に該当する

「dragonfly」の発音・読み方

「dragonfly」の発音は、IPA表記では /ˈdræɡənflaɪ/ となる。IPAカタカナ読みでは「ドラゴンフライ」と読む。日本人発音するカタカナ英語では「ドラゴンフライ」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「dragonfly」の定義を英語で解説

A 'dragonfly' is an insect with a long body, and large, often brightly colored wings. They are known for their excellent flying ability, being able to move in all six directions: up, down, forward, back, and side to side. For example, the red or blue dragonflies often seen near water bodies fall under this definition.

「dragonfly」の類語

「dragonfly」の類語としては「damselfly」がある。これもトンボ関連する単語であるが、「damselfly」は一部小型華奢なトンボを指す。例えば、日本でよく見かけるイトトンボは「damselfly」に該当する

「dragonfly」に関連する用語・表現

「dragonfly」に関連する表現としては、「dragonfly nymph」がある。これはトンボの幼虫を指す表現である。トンボの幼虫水生生物で、成虫になるまで水中生活する例えば、田んぼや池に生息するトンボの幼虫がこれに該当する

「dragonfly」の例文

1. The dragonfly hovered over the pond.(そのトンボ池の上飛び回っていた。)
2. I saw a beautiful blue dragonfly.(私は美しい青いトンボ見た。)
3. Dragonflies are common in the summer.(トンボは夏によく見かける。)
4. The dragonfly landed on a leaf.(トンボ葉っぱとまった。)
5. Dragonflies are predators that eat mosquitoes.(トンボ食べ肉食昆虫である。)
6. The dragonfly nymph lives in the water.(トンボの幼虫水中生活する。)
7. The dragonfly has a long, slender body.(トンボ長く細い体を持っている。)
8. Dragonflies have large, compound eyes.(トンボ大きな複眼持っている。)
9. The dragonfly can fly in all directions.(トンボ全方向に飛ぶことができる。)
10. The damselfly is a type of dragonfly.(イトトンボトンボ一種である。)

ドラゴンフライ【dragonfly】

読み方:どらごんふらい

トンボ1英語名


トンボ

英訳・(英)同義/類義語:dragon fly

動物の分類で、節足動物門昆虫綱トンボ目構成する一群肉食性で、幼虫水中生活(ヤゴ)を送る。
「生物学用語辞典」の他の用語
生物の名前総称など:  デスモスチルス  トクサ  トラ  トンボ  ニホンザル  ネマトーダ  ハチュウ類

トンボ亜目

(dragonfly から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 23:52 UTC 版)

トンボ亜目
エゾアカネの雄
Sympetrum flaveolum
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目 : トンボ亜目(不均翅亜目) Anisoptera
Sélys, 1800
下目 : トンボ下目 Epiprocta

11科

  • 本文参照

トンボ亜目(トンボあもく)は、トンボ目昆虫である。不均翅亜目ともいう。大きな複眼、2対の透明な羽、細長い体が特徴である。イトトンボ亜目とよく似ているが、成虫の羽が離れて付いており、静止時に体と垂直になるという点で異なる。トンボ亜目は6本の脚を持つが、多くは上手に歩くことができない。

トンボ亜目は、ハエハチアリチョウ等の小昆虫の捕食者として有益である。ヤゴとして知られる幼虫が水生昆虫であるため、湖、池、川、湿地等で見られる。

語源

学名のAnisopteraはギリシア語で、anは「不」、isoは「均」、pteraは「翅」という意味である。後翅が前翅よりも幅が広いことを意味する。

生活環

羽化するトンボ
交尾するトンボのつがい
トンボ、尾瀬国立公園にて

メスは水中に産卵する。水草の近く等の良い場所に卵を産むため、親が完全に水の中につかる種もいる。トンボ亜目の多くは、卵が孵化するとヤゴは水面下で、伸縮自在の顎を用いて、ボウフラ等の無脊椎動物オタマジャクシや魚等の脊椎動物を食べて大きくなる[1][2][3][4]直腸えらで呼吸を行い、速く泳ぐ時は肛門から水を噴きだして進む[5]。陸上でも狩りをするヤゴもいるが[6]、地上に捕食者が少なかった太古の時代は、その方が普通だったと考えられている。

大きな種のヤゴの時代は5年間も続く。小さな種では、2ヶ月から3年である。幼虫が成虫になる時には、ヨシ等の茎を上り、空気に触れることで変態が始まる。頭の後ろの弱い部分から皮が割け、成虫のトンボが幼虫の皮から這い出して羽を膨らませ、餌の小昆虫を探すために飛び立つ。飛行中、トンボは上、下、前、後、右、左の6方向に動くことができる[7]。大きい種の成虫の時代は5ヶ月から6か月続く。

分類

トンボ亜目は、かつてムカシトンボ下目の下の分類で、現存するムカシトンボ属以下の2種と多くの化石種からなると考えられていた。近年では、形態学的にムカシトンボ亜目はトンボ亜目の原始的な側系統群であると考えられている。トンボ亜目は、新設されたトンボ下目の下の亜目とされた。ムカシトンボ下目は廃止され、絶滅種の多くは、トンボの進化の段階の派生種とされた。現存する2種は、トンボ亜目と並立するムカシトンボ亜目の中に分類された。

主な種

北半球

南半球

トンボ亜目と文化

ヨーロッパでは、トンボはしばしば邪悪であると考えられる。英語では、「悪魔のかがり針(devil's darning needle)」や「耳を切るもの(ear cutter)」と呼ばれ、悪魔や怪我と結びつけられている[8]ルーマニアの伝承では、トンボはかつて「悪魔の馬」であったと伝えられる。またスウェーデンの伝承では、悪魔は人々の魂の重さを量るためにトンボを利用したといわれている[9]:25–27ノルウェーではトンボのことを"Øyenstikker"と呼ぶが、これは「目を突くもの」という意味である。ポルトガルでは"Tira-olhos"(目をひったくるもの)とも呼ばれることがある。またウェールズで「ヘビの召使い」という意味の"gwas-y-neidr"といわれるように、しばしばヘビと結びつけられる[8]アメリカ合衆国南部では、トンボはヘビの後をつけ、怪我をしたら背中に張り付くという伝承から、「ヘビの医者」"snake doctor"と呼ばれる[10]

ホピ族の器に描かれたトンボ

アメリカ先住民の中には、トンボを迅速性と活動を表すものだと考える部族もある。ナバホ族は、純粋な水を象徴すると考えている。ズーニー族は、二重線の十字でトンボを様式化し、器の模様として用いる。ホピ族の岩絵やプエブロのネックレスのモチーフにもなっている[9]:20–26

中華人民共和国日本では伝統的な生薬の材料ともされてきた。また成虫やヤゴを食用とする地域もある。例えばインドネシアでは、鳥黐でトンボを捕らえ、油で揚げて珍味として食べる[8]

アメリカ合衆国では、野鳥観察と同様にトンボやイトトンボを探すことが趣味として行われ、ラテン語でトンボを表すodonataからオーディングと呼ばれる。特にテキサス州で盛んで、合計で225種も見ることができる。この際トンボは丁寧に扱われ、観察が終わったら逃がすこととされている[11]

トンボの図柄はアール・ヌーヴォーの、特に宝石のデザインにしばしば用いられる[12]。Maeve Harris等の現代芸術家の描くポスターでも見られる。織物や家具のデザインとして使われることも多い[13]。織物や家具の図案としてもしばしば用いられる[14]

日本

日本では、トンボは晩夏及び初秋の象徴とされる[15]。また日本でトンボは勇気、強さ、幸福の象徴とされ、絵画や俳句等の文学作品の主題としてしばしば登場する。トンボへの愛は、日本中で見られる200種ものトンボのほぼ全てに名前が付けられているところにも表れている[16]。日本の子供達は遊びとして、髪の毛の両端に石を結わえたものを空に投げて大きいトンボを捕まえようとする。トンボは小石を餌と誤認して髪の毛にからまり、地面に落ちる[9]:38

トンボは勇気を象徴することから、男の子に「とんぼ」という名前が付けられることもある。地図上の日本列島の形がトンボに例えられることもある[要出典]

さらに、日本の古名の1つに「あきつしま」があるが、これはトンボの島という意味である。神話上の日本の開祖である神武天皇がカに噛まれ、そのカが即座にトンボに食べられたことに由来する[17][18]

出典

  1. ^ Head, Mandibles, and unusual Labium of Dragonfly Nymph (viewed from below)
  2. ^ Dragonfly Nymph Zoology
  3. ^ Dragonfly nymph eats guppy.
  4. ^ Dragon fly larvae labium extended to capture prey
  5. ^ P. J. Mill & R. S. Pickard (1975). “Jet-propulsion in anisopteran dragonfly larvae”. Journal of Comparative Physiology A: Neuroethology, Sensory, Neural, and Behavioral Physiology 97 (4): 329–338. doi:10.1007/BF00631969. 
  6. ^ Grzimeck, HC; Bernard (1975). Grzimek's Animal Life Encyclopedia Vol 22. Detroit: Visible Ink Press. pp. 348 
  7. ^ Waldbauer, Gilbert (2006). A Walk Around the Pond: Insects in and Over the Water. Harvard University Press. pp. 105. ISBN 9780674022119. https://books.google.co.jp/books?id=WtUc-YdjZzgC&pg=PA105&lpg=PA105&dq=dragonfly+nymph+water+rectum&redir_esc=y&hl=ja 
  8. ^ a b c Corbet, Phillip S. (1999). Dragonflies: Behavior and Ecology of Odonata. Ithaca, NY: Cornell University Press. pp. 559–561. ISBN 0-8014-2592-1 
  9. ^ a b c Mitchell, Forrest L.; James L. Lasswell (2005). A Dazzle of Dragonflies. College Station, TX: Texas A&M University Press. ISBN 1-585-44459-6 
  10. ^ Hand, Wayland D. (1973). “From Idea to Word: Folk Beliefs and Customs Underlying Folk Speech”. American Speech 48 (1/2): 67–76. doi:10.2307/3087894. http://links.jstor.org/sici?sici=0003-1283(197321%2F22)48%3A1%2F2%3C67%3AFITWFB%3E2.0.CO%3B2-Y 2007年2月15日閲覧。. 
  11. ^ Tracy Hobson Lehmann (2008年6月19日). “Dragonflying: the new birding”. San Antonio Express-News 
  12. ^ Moonan, Wendy (1999年8月13日). “Dragonflies Shimmering as Jewelry”. New York Times: pp. E2:38. ProQuest document ID 43893085 
  13. ^ The Maeve Harris category contains 37 items”. AllPosters.com (2009年9月18日). 2009年9月18日閲覧。
  14. ^ Large, Elizabeth (1999年6月27日). “The latest buzz; In the world of design, dragonflies are flying high”. The Sun (Baltimore, MD): pp. 6N. ProQuest document ID 42880564 
  15. ^ Baird, Merrily (2001). Symbols of Japan: Thematic Motifs in Art and Design. New York: Rizzoli. pp. 108–9. ISBN 0-8478-2361-X 
  16. ^ Waldbauer, Gilbert (1998). The Handy Bug Answer Book. Detroit: Visible Ink Press. pp. 91. ISBN 1-57859-049-3 
  17. ^ Nihonto
  18. ^ 杉浦 (Sugiura), 洋一 (Youichi); ジョン・K・ギレスピー (John K. Gillespie) (1999) (Japanese & English). 日本文化を英語で紹介する事典: A Bilingual Handbook on Japanese Culture. 日本国東京都千代田区 (Chiyoda, JP-13): 株式会社ナツメ社 (Kabushiki gaisha Natsume Group). p. 305. ISBN 4-8163-2646-4. http://www.natsume.co.jp 2010年4月26日閲覧。 

外部リンク


Dragonfly

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 04:13 UTC 版)

Orbiter」の記事における「Dragonfly」の解説

宇宙ステーション建造用いられる有人宇宙タグボートである。Orbiter他の機体比べて複雑なサブシステムいくつも搭載しており、OrbiterSDK技術的な可能性を示す模範的な機体である。現在の技術レベル反映したフライトモデルを採用しており、実在する宇宙船もっとも近い性能となっている。

※この「Dragonfly」の解説は、「Orbiter」の解説の一部です。
「Dragonfly」を含む「Orbiter」の記事については、「Orbiter」の概要を参照ください。

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