イトトンボ亜目とは? わかりやすく解説

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イトトンボ

(イトトンボ亜目 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 22:11 UTC 版)

イトトンボ(糸蜻蛉、豆娘、Damselfly)は、トンボ目(蜻蛉目)・イトトンボ亜目均翅亜目<きんしあもく>、Zygoptera)に分類される昆虫の総称。


  1. ^ Dijkstra, Klaas-Douwe B.; Kalkman, Vincent J.; Dow, Rory A.; Stokvis, Frank R.; van Tol, Jan (2013). “Redefining the damselfly families: a comprehensive molecular phylogeny of Zygoptera (Odonata)”. Systematic Entomology 39 (1): 68–96. doi:10.1111/syen.12035. http://www.repository.naturalis.nl/document/634681. 
  2. ^ 日本のトンボ (2012)、16-17頁


「イトトンボ」の続きの解説一覧

イトトンボ亜目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 09:22 UTC 版)

ヤゴ」の記事における「イトトンボ亜目」の解説

イトトンボカワトンボ類のヤゴは、外見一般的なヤゴとははっきり異なる。頭は左右に長い棒状で、体は前後細長い棒状、あるいは管状になっている。短い体のものもあるが、幅広くならない。足は細長く、それを使って歩くが、全身くねらせて泳ぐものもある。一般にイトトンボ類は体が細長く柔らかな感じで、褐色から緑に近い色をしている。カワトンボ類は細いがやや短い体で、がっしりとしており、茶褐色から黒っぽい色をしている。 特に目立つ特徴は、腹部末端細長くて扁平な気管があることである。この背中側に一つ腹側左右に一つ合計三つあって、内部には気管入り込み細かく枝分かれしている。この自切することができて、捕まえた時など、たやすく外れてしまうが、幼虫生存には影響ないようである。 また、この類のミナミカワトンボ科ヤゴ渓流生息し、体はやや扁平で、その姿は渓流性のカゲロウ幼虫にやや似る。また、腹部下面に、節ごとに対になった細い腹をもつ。これは、腹部付属肢由来するもので、トンボ目では他に例がない。節足動物一般に体節ごとに一対付属肢を持つのが基本である。昆虫においてもそうで、祖先腹部体節にも付属肢持っていたものが、退化してなくなったものと考えられる幼虫では腹部付属肢を持つものもあるが、トンボではこの類以外では全く見られない。したがって、それがなんらかの形で残っていることは、原始的特徴見なしてよい。

※この「イトトンボ亜目」の解説は、「ヤゴ」の解説の一部です。
「イトトンボ亜目」を含む「ヤゴ」の記事については、「ヤゴ」の概要を参照ください。

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